セキュアベース・リーダーシップ ――〈思いやり〉と〈挑戦〉で限界を超えさせる

  • プレジデント社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784833422963

感想・レビュー・書評

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  • クライマーのビレイヤーでいる。
    リーダーシップ論で語られる中でも安全なリスクを取るための立ち位置の話をしている。
    やや語り尽くされてきた議題だが、悲しみについて受け止める話を解説しているのが新鮮味。
    悲しみは社会的なプロセスで、一人では十分に行えない(p.168)。
    そこで傾聴と鼓舞となる。

  • セキュアベースの「ベース」はセキュアに基づいた、リーダーシップ
    って意味かと思ったけど


    安全な基地として戻ってくるべき場所という安心を与え、
    そのうえで外に出してリスクを取らせる、限界を越えさせるという話。


    セキュアベースを持ってない人はだれかのセキュアベースにはなれない
    大好きな友人だとしても挑戦のための後押しをしてくれないのであればセキュアベースにはなれない
    など序盤ですでに参考になる考え方がたくさんあり(心理的安全性に似ている気がする)
    できるだけ自分の言葉で喋れるようになりたい。

  • 2回読んだ。
    必要なときに見返すために
    手元に置いておきたい本。

  • flierの要約で読了

    リーダーとして心得ておきたい内容が多数あり定期的に繰り返し読みたい本。

    リーダーはメンバーの安全基地となるとことがメンバーの最大パフォーマンスを引き出すのに非常に重要だということ。

    本書では「安全基地とは」というのと安全基地になるためにリーダーはメンバーと感情面での関わりを強めようなどといった意識が必要というような趣旨。

  • なんとなく自分が思い描いていた理想のリーダー像について詳しく書かれた本。
    部下にとってのセキュアベースになれれば、部下も安心して挑戦できる。とても納得した。

    セキュアベースの説明だけでなくて、そういったリーダーになるために、意識しなければならないことは何か、自分は今どういうリーダータイプなのか、いろんな例やワークを入れて考えさせながら読ませてくれる満足な一冊だった。

  • わかりやすい例は、ロッククライミングの際、「安全」が保障されれば、さらに上を目指すことができるということである。

    何かに挑戦する際、それがビジネスであっても、安心材料があれば、挑戦しやすい。つまり、リーダーはその安心材料になるべきで、相談しやすい、いつも冷静でいる、受け入れてくれる、目標を示してくれる人材であるべきである。

    本書では、「思いやり」「絆を作る」「鼓舞する」という表現を使っているが、相手に自発的に動いてもらうにはどうすればよいかを考えれば、セキュアな人間がリーダーたらしめると考えられる。

    選択肢を与え、自分で選ばせることが重要。
    リーダーは相手を成長させることが重要。

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