サラリーマンを「副業」にしよう 「給料袋」もう1つ増やす方法、教えます

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  • プレジデント社
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  • Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784833423700

感想・レビュー・書評

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  • 副業のテクニカルなところでなくて、本質のところを語っている本!自分が売りたいものじゃなく、世間で必要とされているもの、これをどのように見つけていくのかが書かれてる!
    副業をやらない人でも読んでて損はないと思います!会社員であったとしても業務に通ずることが書かれてますのでぜひ参考にしてみてください!

  • サラリーマンを副業にしよう

    ・サラリーマンの副業の鍵は、投入時間と時間単価
    ・副業の到達点とは単なる副収入と言うだけにとどまらずいずれは本業になる長期的な収入を得るための柱

    第1章 間違いだらけのサラリーマンの副業
    ・クワドラントのEとSでは時間が収入の制約条件になる
    ・E + S → I ( +B)この順番で取り組む
    ・これからの時代は2つ以上を組み合わせて動くハイブリットクワドラントを前提に考える
    ・まずはE + Sのクワドラントで軍資金を増やすことを始める
    ・副業はS=自分の事業を持ちそれで他社と商売をしていること を選ぶ
    理由
    1.他人との差別化が図りやすいから
    2.損益通算が可能だから
    3.自分で引退時期を決められるから
    ・今いる会社と競合しないためには、場所を変える、客層を変える、商品を変える、といった方法がある
    「サラリーマンの副業にする2つのステップ」
    1.副業の時給がサラリーマンの時給を超える状態
    2.副業の収入がサラリーマンの収入を超える状態
    ・何をどう始めるかが最も大事なポイント
    ・副業が成功するかどうかの第一の鍵は事業の選択

    第2章
    ・ジョブマトリックス(4S)
    =specialist, sales, supervisor, supporter
    ビジネスに不可欠な職域を4つに分類したもの
    ・セールスが一押し副業領域
    ・サラリーマンとしてはスペシャリストを追求し、副業として専門性を活かしてセールス/サポーターをする
    ・「X(自分のできること)+Y(時代性)」がマッチしたところに成功がある
    =自分の能力を見つけて磨くことと、時代の変化を研究すること
    ・大事なのは他人が何を欲しがっているかと言う事。それが時代性。そこに自分ができることを組み合わせる。好きなものではなくできること。
    ・「X2 + Y」の法則(自分のできること×他人のできること+時代性)
    =自分の個性にビジネスパートナーとの個性を掛け合わせた上で、時流に乗る方法を考える
    ・ジョブマトリックスはチームビルディングにも有効

    第3章 副業が売れる仕組みを作る
    ・自分の欲と恐怖を書き出す
    ・セールスの基本とは人間関係(その根底にあるのは共感)
    ・ペルソナを作る
    (過去の自分orペルソナに近い人を見つける)
    ・既に解決策を知っている自分がそうでない人に解決策を提示する→これがビジネスになる
    ・ 1人の問題を徹底的に解決できれば、芋づる式に他の見込み客の問題にもアプローチできる
    ・時代によって変えていくのはペルソナではなく、商品/サービス
    ・ABC理論
    A地点=未来の顧客が現在いる場所、顧客が意識的無意識的に解決したいと思っている課題や恐怖(過去の自分)
    B地点=課題を解決した状態(理想の自分)
    C=顧客をB地点まで導くための媒介となる商品/サービス
    大事なのは自分がA地点とB地点の両方を俯瞰できていること
    ・実のところ人がものを買う目的とは、より良い未来を手に入れるためなのです
    ・はじめのうちは自分が信じたものを得る。何度かトライ&エラーを繰り返すうちに目利き力も備わってくる。
    ・マーケットイン思考で考えること
    =マーケットが求めているもので自分が提供できるものとは何か?
    ・ ①時流に注意を払いながら②これだと思う商材を見つけたら③まず自分で対応できる範囲を考えて④難しい部分で誰の力を借りるか考える
    ・売れる仕組みづくりの3つのステップ
    1.見込み客リストを作る
    2.試食を準備し提供する
    3.オファー、アクションを起こす
    ・売れる仕組み三原則
    1.拒む理由がない奉仕をする
    2.リアクションを切る
    3.仕分け(フォロー)をする
    ・大事なのは、良い商品に出会うための行動と商品を深く知ろうとする努力を心がけることです
    ・選ばれるようになってから選べ(まずは貢献に徹することで選ばれる自分になる)

    第4章 副業を維持・発展させる(マーケティング)
    ・自分のメディアを持つこと
    ・最初にペルソナを決め、ABC理論でコンセプトを作成し、それに沿ったコンテンツを作ることで、見込み客に届きやすくなる。
    ・主張の一貫性(統一感)
    ・納得感(説得力)
    ・ペルソナ、コンセプト、語る資格、の3点セットがしっかりと揃っていれば視聴者が少しずつ集まってくる。
    ・これからは、誰に、何を伝えたいのか、と言う観点から、自分の未来の顧客に対して、見せたいもの、意識してもらいたいもの、気づいてもらいたいこと、目指す将来像等を打ち出していくようにする
    ・ポイントは、自分の読者に何を伝えたいのか?を自分の中で明確にしておくこと
    「マーケティングの3ステップ」
    1.メディアを作る
    2.メディアを育てる
    3.マネタイズする
    「自分メディアを作る3原則」
    1.初心者はお金よりも時間を投資する
    2.ステップ3までは安易なオファーも商品ページもしない
    3.マネタイズは後から考える
    ・初期の頃は量稽古にうってつけの時期。100投稿達成がスタートライン。
    ・メディアを立ち上げてから反応が出るまでに、大体6ヶ月前後はかかる。
    ・まずはフォロワーとの信頼関係を構築することに集中。そのためにも質と量が大事。
    ・までマーケティングで大事なのは、発信すること(コンセプトを決め、ペルソナに向かってひたすら語りかけることで、内容は磨かれていく)
    ・他人とは違う付加価値をつけるにはどうしたら良いのか?を日々考える
    ・結局のところ自分の中で最も競争力のあるものとは、自分が毎日行っていることだ
    ・人がメディアを見る目的の3つとは、憧れ、お悩み解決、娯楽、このいずれかだ
    →自分のメディアはこの中のどれに該当するのか?と思案しコンテンツ制作時認識する

    第5章 独立も視野に入れる
    ・サービス内容をランク分けしていくつか用意する
    ・最初にコアとなるスタンダード商品を作る→次にこのスタンダードを軸に、アップセル、ダウンセルを考える。
    ・限られた時間をどこに投入するか?が売り上げを大きく左右する
    ・誰と比べられているのか?と言う視点と、そことの違いを明確に打ち出すことが必要
    ・松竹梅のメニュー表を作る
    ・自分が動く事はコストであり、コストをかけるからにはそれ以上のリターンを狙っていくことを常に意識することが大切
    ・自分のアクションは売り上げを上げる三要素(客数、客単価、購入頻度)のいずれかをアップさせるものになっているか?について説明できなくてはなりません
    ・ 半年以内に1ヶ月だけでもいいので本業の月収を超える
    ・ビジネスの寿命を長くするためにも、館の就任を横に倒すと言う発想を持つようにする(継続サービスに移行や、継続利用してもらえるような仕組みを作ること)
    ・個人事業主の間はやることを絞り、自分の得意分野に特化することで顧客の要望に応じます。それでも仕事が手に余るようであれば、その時こそビジネスオーナーへの移行を検討すべきタイミング
    ・マーケティングとは自分が貢献できる相手を見つける作業のことであり、セールスとは実際に目の前の相手に貢献することに他なりません。

    おわりに
    ・副業とは自分の家に目を向けて本当の自分を見つけて行為のこと。かつ会社の外へと目を向けて自分の本当の顧客を見つける行為でもある。
    ・個人事業主の歩行パターンとは自分の専門分野に特化すること。

  • ・自分の仕事の専門性を会社に捧げるのではなく異なるターゲットに提供するSupporter、商品を宣伝し販売するSalesの2つがサラリーマン向き副業
    ・前者は副業禁止規定に抵触しやすいかも
    ・自分の欲と恐怖を書き出し、それを持つペルソナを定め、課題・恐怖を解決・欲に導く商品やサービスを決める。このとき自分が両地点を経験しているとよい。売るのは商品やサービスそのものではなく、解決・欲を満たした未来。
    ・自分が買い手としてよいと思ったサービスを売るのが初心者向け
    ・マネタイズは自分のメディアが育ってきてから。それまではメディアを大きく伸ばすことに注力。時間は数ヶ月や年単位でかかる可能性あり。

  • 思ってたよりもハードルが高そうな内容だった。

  • 「老後2000万円問題」「働き方改革」「残業規制等々。 政府も会社も「自助努力でなんとか生きよ」と突き放す中、コロナ・ショックによる「リストラ」が、さらに追い討ちをかけています。一方で、自己責任の名のもとに「副業解禁」の世の中になりました。今、副業を検討しているあなたは、正しい選択をしています⁉️問題は、何をどう進めていくか⁉️サラリーマンであるあなたが、
    会社を辞めずに個人事業を立ち上げるための2つの大きな道筋をハッキリと示しています。私は現在、独立して9年目で、ビジネス書は本書で21冊目。フランチャイズビジネスは6店舗、その他のビジネスも含めて収入のポケットは多岐にわたりますが、すべてはサラリーマン時代に始めた「副業」を伸ばし続けているに過ぎません。あなたには、無駄な消耗をせず、最短距離を駆け抜けていただきたい。これからは、サラリーマンこそチャンスです

  • 駆け足で昼に読みましたが大変参考になりました
    副業はもはやどの企業、どの会社でも当たり前にOKになるのでもう少し自分時間を大事に生きてみようと思います。

  • ・働き方改革の本質とは、自己責任の推進。
    ・巷で見かける3つの副業 アルバイト、ギグワーク、情報商材を使った副業は、上手くいっても、短期間しか稼げない。
    ・E+S→I(+B) ハイブリッド・クラドラント
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    ・個人事業主としての副業にお勧めなのは、SupporterとSales。
    ○Specialist から、Supporterとしての事例に、長谷川満さんが載ってる!
    ・メルマガ、ブログが、著者のマーケティング戦略の根拠。
    ・あなたの顧客になるべき人とは「あなたの話を聞いてくれる人」のこと。
    ・マーケティング活動の目的は「あなたの話を聞いてくれる人」を増やすこと。
    ・A:課題・恐怖 → C:商品・サービス → B:解決・欲
    ・コンセプトを決め、ペルソナに向かって、ひたすら語り掛ける。
    ・個人事業主になった際に、作成しておくべきもの:名刺、請求書、メニュー表
    ・できるビジネスパーソンは、お金の受け取り方も上手。
    ・副業の地雷:情報漏洩、顧客を奪う、勤務に身が入らなくなる
    ・利益が半分になってもいいから、売上を2倍にできないか。
    ・フィードバックの有効なルートは2つのみ
     1)既にそれを達成した経験者からのもの
     2)顧客や見込み客からのもの
    ・個人事業主の勝ちパターンは、自分の専門分野に特化すること。

  • 副業から復業へ。やがて全てが本業に。

    そんな時代がやってくる。

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著者プロフィール

俣野 成敏(マタノ ナルトシ)

リストラと同時に公募された社内ベンチャー制度で一念発起。年商14 億円の企業に育てる。33 歳で東証一部上場グループ約130 社の現役最年少の役員に抜擢され、40 歳で本社召還、史上最年少の上級顧問に就任。2012 年独立。フランチャイズオーナーや投資家として活動。サラリーマン時代に副業で出版した『プロフェッショナルサラリーマン』でビジネス書作家デビュー。「仕事術」「お金」「コンディション」「副業」などテーマは多岐にわたり、異分野で10万部超えを3度達成。著書累計は49万部。これからは、サラリーマンでも副業やお金の知識向上が不可欠と実感し、啓蒙に尽力している。ビジネス誌やweb メディア掲載実績多数。『まぐまぐ大賞』を6 年連続受賞。

「2022年 『知らないと損をする税金の話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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