- Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784833451482
感想・レビュー・書評
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政治家としてのトランプ氏について取り上げた本。トランプ大統領は強硬政策や差別的ともとれる発言で、メディアを連日賑わしており、このような右派的考えはしばしば批判の的となっている。しかし著者橋本氏は戦略性と実行力を高く評価している。多くの政治問題に対し優先順位をつけ、合理的に正しい手法で実行する点を称賛していた。同氏はビジネスマンとしての交渉力を最大限に発揮しており、歴代米大統領には絶対成し遂げ得なったことを実現していると分析している。
人権を踏みにじるような行為が許されるのかという疑問も残るが、おおむね全体的に興味深い考え方であった。政策実行、現実路線という立場にとればトランプの手法は正しいものと言えそう。また橋本氏は弁護士、市長という職を経験しているだけあって、切り口が面白い。これまで気にしていなかったような理屈や論点をたくさん知ることができた。民主主義を絶対視する姿勢や理論だけを根拠としない考え方はまさに橋本氏らしい。改めて優秀な人だと思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「トランプに学ぶ」とあるが、著書によるトランプ大統領の人物批評が半分、自身の経験からくる提言が半分、といったところ。
綺麗事や理想だけでは通用しない、きわめてプラグマティズムな視点に基づいて書かれている。実際に色々な困難にぶち当たってきた人でないとここまで強いメッセージは出せないのではないかと思う。
いままさしく困難に立ち向かっている人に読んでほしい一冊。 -
橋下さん、面白すぎる。
トランプ大統領のスゴさもよく伝わってきた。再選間違いないのではないかと思う。
2人とも口だけでなく、実現可能性の高い施策に具体的に全力投球する姿勢を見習いたい。
自称インテリの方々、恥ずかしくてこの本読めないでしょう -
東2法経図・6F開架:KW/2019//K