女優のヒロインは3年半前に共演したヒーローと恋に落ち結婚するも一週間で破局した。
二人は新作映画の撮影地で女優と監督として再会してーー。
まず私はヒロインが女優さんとかで業界関係者とのロマンス的な設定が好きなのでそこは高評価。
さらにこの作品はほぼ全編撮影での様子が描かれているのも良い。
ただロマンス小説的には決して良くできた話ではないかな。
まずヒーローが不貞を誤解するのは仕方がないにしても折角結婚したわけだし二人とも話し合うべき(したら話が終わってしまうけどw
ヒロインはヒロインで共演者(そもそもの誤解の発端となった犯人)を疑わなさすぎで思うようにさせすぎるし。
そしていくらなんでも終盤で震えるほど嫌がるヒロインにラブシーンを無理にさせたのは人として監督としてどうかと思う、、
精神にかなりのダメージを与えているし
それでいて唐突な終わり方が残念。
1986年。