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- Amazon.co.jp ・本 (117ページ)
- / ISBN・EAN: 9784833905442
作品紹介・あらすじ
第三四回伊奈信男賞受賞作品
干潟──消えては現れる幽かな命の痕跡。
2年後、父が死んだ──。
干潟に父の日記が重ねあわせれるとき、
生命の脈動が聞こえ、
希望が見えてくる。
花、草、虫、鳥、貝、そして人……。
循環する生命の鼓動。
大阪湾の環境再生実験のため、岸和田の沖合につくられた人工の干潟。小学校の運動場くらいの大きさの干潟に、2005 年の夏から1年あまり通い、四季のうつろいのなかで撮影をした。陸と海との境界ボーダーである干潟では、潮の満ち引きによって、地面が水没と干し上がりを繰り返す。
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