父の日記 「伊奈信男賞受賞作品」

著者 :
制作 : 造本:鈴木一誌 
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  • Amazon.co.jp ・本 (117ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784833905442

作品紹介・あらすじ

第三四回伊奈信男賞受賞作品

干潟──消えては現れる幽かな命の痕跡。
2年後、父が死んだ──。
干潟に父の日記が重ねあわせれるとき、
生命の脈動が聞こえ、
希望が見えてくる。

花、草、虫、鳥、貝、そして人……。
循環する生命の鼓動。
大阪湾の環境再生実験のため、岸和田の沖合につくられた人工の干潟。小学校の運動場くらいの大きさの干潟に、2005 年の夏から1年あまり通い、四季のうつろいのなかで撮影をした。陸と海との境界ボーダーである干潟では、潮の満ち引きによって、地面が水没と干し上がりを繰り返す。

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著者プロフィール

太田 順一(おおた・じゅんいち)
写真家
1950年、奈良県生まれ 。
1971年、早稲田大学政治経済学部中退。1978年、大阪写真専門学校卒業。夕刊紙カメラマンをへて1982年よりフリー。
写真集に『女たちの猪飼野』(晶文社)『父の日記』(ブレーンセンター・伊奈信男賞受賞)『遺された家―家族の記憶』(海風社・写真の会賞受賞)『ひがた記』(海風社・さがみはら写真賞受賞)など。著書に『ぼくは写真家になる!』(岩波書店)『写真家 井上青龍の時代』(ブレーンセンター)。

「2022年 『こころの風景』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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