まほうつかいバーバ・ヤガー―ロシア民話 (世界傑作絵本シリーズ―フランスの絵本)
- 福音館書店 (1987年2月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (27ページ)
- / ISBN・EAN: 9784834000702
感想・レビュー・書評
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[墨田区図書館]
バーバ・ヤガー。その響きをなぜか知っていたので、この本でだったか、それとも「魔法使い」の代称のように単語を知っているだけなのか、自分のおぼろな記憶を確かめたくて図書館で立ち読みを。表題と絵から半分予想がついたように、魔法使いをだましだまして逃げかえることに成功する内容で、半分ヘンゼルとグレーテルのような家庭環境も備えた、いわゆる"よくある"昔話の一つ。けれども読んでみても"知っている"感じはしなかったし、、、?
改めて「バーバ・ヤガー」なる言葉を調べてみると、やはりロシア版山姥とのこと。ムソルグスキーの組曲「展覧会の絵」に「バーバ・ヤーガの小屋(鶏の足の上に建つ小屋)」という1曲があったり、本にしてもアーネスト・スモールによる「バーバ・ヤガー」やら、「大きなかぶ・マーシャとくま・バーバヤガー」と有名どころが三作入った「世界おはなし名作全集8」などがあるみたい。恐らくこのうちのどちらかをむか~し読んだんだろうな???他の作品の感想で、「三枚のおふだ」や「さんびきのくま」を想いだしたなどの言もあって納得。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
別冊太陽『こわい絵本』選書
「バーバ・ヤガーとは、ロシアの昔話に登場するおそろしい魔女で、子どもを襲う。そのバーバ・ヤガーから、いのちからがら逃げてきた娘の話。」 -
どこでも、いつでも継子いじめの話はあるわね〜〜