- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784834005226
感想・レビュー・書評
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『偏愛ムラタ美術館』でとても気になった大道あやさん。
絵本も書いているそうなので読んでみた。
この人の絵は私の生まれ育った田舎を想起させる。
たぶん、家から出たら畑と山と空しか見えない、という環境で育ったのだろう。
昔の日本の田舎はどこもこんな感じだったのであろう。
その中で大道さんが心から愛したであろう折々の季節の風景。
土や、水や、石や、植物たちや動物たち、そして虫たちや魚たちが、エネルギッシュな存在感を持って、画面いっぱいに描かれている。
1909年生まれで60歳で絵筆を握った大道さん。
数百点の絵画を残し、91歳で原爆の絵を最後に筆を置いた。亡くなったのは101歳だった。
昔の時代の猫のワイルドさと健気さが大道さんの絵と絶妙にマッチ。存分に魅力となっている作品。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ちょんのごんごんに対するメッセージ
「なにごともじぶんでおぼえておくがかんじん。わかったか。」
「よくおぼえておくがかんじん。わかったか。」 -
K
六歳二か月
Y
三歳十か月 -
」ネコのごんごんは、年寄りネコのちょんから、扉の開け方、木の下り方などを教えてもらう。「何ごとも自分で覚えるが肝心、わかったか」と、ちょんがいいます。」
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親はこうありたい、子供をこう見守って巣立たせたい。淡々と役目を終えて、次の世代につなぐちょん。それをしっかり受け止めて、ちょんの遺志に答えるごんごん。美しい色彩溢れる画面が生命を讃えるようです。
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深い。
子猫と老猫の話。
「なにごともじぶんでおぼえるがかんじん。わかったか」 -
ごんごん、二代目の猫としてがんばれ☆