セシルの魔法の友だち (世界傑作童話シリーズ)

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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (313ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834006407

感想・レビュー・書評

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  • ペット、動物への愛は素晴らしいわ❣️

  • アンジェリークの手練手管?に思わずうなりました。

  • 花栽培の農家に住むセシルは、ペットショップで出会った「てんじくねずみ」に、たちまち心を奪われる…。セシルの成長にあわせた4つのお話を収録する。小さな動物と少女の間に、魔法の時を、奇蹟の時をもたらす作品集

  • 花栽培の農家に住むセシルは、ペットショップで出会った「てんじく
    ねずみ」に、たちまち心を奪われる…。セシルの成長にあわせた4つの
    お話を収録する。小さな動物と少女の間に、魔法の時を、奇蹟の時を
    もたらす作品集。

  • おれは猫好きなんだけど、そのきっかけになった本がポール・ギャリコの「ジェニィ」。

    白猫になってしまった少年と雌猫ジェニィの恋と冒険のお話で読み終わったその日から猫が

    可愛く見えて仕方なくなってしまった。それから翻訳もあまりなく絶版の多いギャリコの本を

    少しずつ集めては読み幸福感を味わっている。「セシルの魔法の友だち」は少女セシルと、

    てんじくねずみジャン・ピエールの4話からなる恋物語。新刊でギャリコの本が読める、というのが

    まず喜びだし期待通りの素敵な内容だった。最初の話はセシルが魔法の力でジャン・ピエールと

    ほんのわずかの時間お話をするんだけど、ここで2人(?)が口にする言葉を読むと言い様のない

    幸福感に包まれる。児童書でも大人が読むに耐えるのは最終話で大人のずるさによってセシルと

    ジャン・ピエールが引き裂かれるという苦い展開があるためで、それを乗り越えて迎える暖かい

    幕切れに登場人物と同じように喜びを感じてしまうわけ。

    稲見一良が「ギャリコのような大人の童話が書きたい」って言ってたのよく判るなあ。

    セシルとジャン・ピエールが交わしたたった一言も「魔法の言葉」だけどおれにとって

    ギャリコの本は「魔法の言葉」のかたまりなんだよ。

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著者プロフィール

1897年、ニューヨーク生まれ。コロンビア大学卒。デイリー・ニューズ社でスポーツ編集者、コラムニスト、編集長補佐として活躍。退社後、英デボンシャーのサルコムの丘で家を買い、グレートデーン犬と23匹の猫と暮らす。1941年に第二次世界大戦を題材とした『スノーグース』が世界的なベストセラーとなる。1944年にアメリカ軍の従軍記者に。その後モナコで暮らし、海釣りを愛した。生涯40冊以上の本を書いたが、そのうち4冊がミセス・ハリスの物語だった。1976年没。

「2023年 『ミセス・ハリス、ニューヨークへ行く』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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