アンリ・ボスコ 著者 アンリ・ボスコ1888年、南フランスのアヴィニヨンに生まれる。幼少年時代を郊外の田園地帯で過ごした。グルノーブルとフィレンツェの大学で学んだ後、アルジェリア、イタリア、モロッコなどの高等中学校で33年間の教員生活を送り、晩年は南仏にもどった。この間、多数の小説を発表し、南仏の自然や風土を鮮やかに描き、象徴性にみちた幻想物語世界をつむぎ出した。主な作品に、本書を含め五篇のパスカレ少年を主人公とした小説のほか、『ズボンをはいたロバ』(晶文社)がある。1976年歿。
「2013年 『犬のバルボッシュ パスカレ少年の物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」