きゅっきゅっきゅっ―くつくつあるけのほん3 (福音館 あかちゃんの絵本)
- 福音館書店 (1986年6月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (20ページ)
- / ISBN・EAN: 9784834006841
感想・レビュー・書評
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おいしいスープをこぼしてしまったねずみさん、うさぎさん、くまさんを、
次々に「きゅっきゅっきゅっ」と拭いてあげます。
最後は主人公がママに拭いてもらって、「ごちそうさま」。
「きゅっきゅっきゅっ」の繰り返しが、リズミカルに心地よく響きます。
何となくなつかしい絵が、あたたかく優しい。
あかちゃんから。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
子供より先に親が気に入って、4冊セットの箱入りで買ってきたうちの1冊。
腰がすわった頃から、読み聞かせというより一緒に遊ぶようにして読んでやっていた本です。「ふいてあげるね きゅっ きゅっ きゅっ」でお手々やらお腹やらを拭くまねをしてやって、あんよで大笑いになって誰かさんのお口の周りまでたどりつかなかったことがしばしば。そういえば、本当に小さい頃は足の裏ってそんなにくすぐったがらなかったなあ…。
ちなみに、口の周りにまあるく生えてる髭を泥棒ひげ、口の周りにまあるく食べ物がついている状態を「どろぼうさんみたい」と呼んでいるのですが、これ世間一般で通じるのでしょうか。「泥棒 サザエさん」や「泥棒 ひげ」で画像検索するとそれっぽいのがヒットします。あと、カールおじさんも泥棒ひげかな?って思っていたけれど、カールおじさん自体そろそろなじみがなくなってきているかも…。
とにかく。
子供が身近にいる生活をしてはじめて「お口の周りがどろぼうさんみたい」な状態が実在する、それも頻繁に発生することが身に染みてわかりました。
牛乳飲ませると口の上に本当に白い髭みたいに牛乳がついているし、チョコレートでも食べるとこれぞどろぼうさん、って感じに口の周りがベッタベタだし…。
「だれかさんが おくちのまわりに こぼしてる」からの「ふいてあげるね きゅっ きゅっ きゅっ」状態と毎日遭遇しているわけで、逆に言うと絵本のオチがオチになっていないのがこの本の最大の弱点ですw
実際、お口の周りを拭くときはいつも「ふいてあげるね きゅっ きゅっ きゅっ」と唱えながらです。
言葉が出る前でも、読み聞かせていて最後のページでお皿が空になっているのを見ると、お手々をあわせてご馳走様ポーズをしてたのを懐かしく思い出します。最近久しぶりに読み聞かせてみたら、「おなかにこぼしてる」で大笑いした後、あんよにこぼす前に反撃されてくすぐられました。絵本としてももちろんですが、一緒に遊ぶ材料としてとてもお世話になりました。
ところで、何回読んでも「おいしいスープ」の正体がわかりません。色的にはオニオンスープかもしれませんが、オニオンスープはあんなに口の周りに残らないように思えます。ミネストローネか、もしかしたらお汁粉かもしれないと疑っています。 -
「きゅっきゅっきゅっ」と心地よいリズムが楽しい一冊♪
子どもがまねして” きゅっきゅっきゅっ ”。何度も何度も読みました。
「ふいてあげるね きゅっきゅっきゅっ」…絵本でも、わが子でも、
ぎゅーと抱きしめたくなっちゃうほどの愛らしさです。
裏表紙の満面の笑顔は、つい微笑み返してしまいます♪ -
林明子さんの絵本
汚してしまったところを拭く絵本で、絵本に合わせて子どもとスキンシップを図れ、腹、手、足、口の理解にも繋げられる(0〜1歳のとき) -
愛おしい!!
可愛くて可愛くて
子ども達の可愛さに改めて気づく絵本
大人も癒されること間違いなし!!
ほんとに可愛い -
自分の腕やお腹のみならず、私の腕やお腹、口まで拭こうとする・・・正確には突こうとするの、やめて下さい。可愛いけれど。あんよは理解していません。我が家ではいわゆる赤ちゃん言葉をあまり使わないので・・・。意識した訳ではなくて自然とそうなったのですが。なので、足は足です。足だよって言い直してあげると自分の足や私の足を拭く・・・もとい、突いてます(;´∀`)(1歳7ヶ月)
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「あーあ、こぼしちゃった」を真似してしばらく大変だった思い出の一冊。
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配架場所・貸出状況はこちらからご確認ください。
https://www.cku.ac.jp/CARIN/CARINOPACLINK.HTM?AL=01426832 -
1歳3ヶ月の娘のお気にいり。読んで〜と渡してくる。食事中、お口のまわりきゅっきゅっきゅね と言いながら拭くと嫌がらなくなった