くろねこかあさん (幼児絵本シリーズ)

著者 : 東君平

• 福音館書店 (1990年1月25日発売)

感想・レビュー・書評

[alouette18さんの感想 · 2021年10月26日]

白と黒をうまく生かした絵本。
言葉のリズムもいいので、小さい子の読み聞かせ向き。

[かとのひもさんの感想 · 2023年2月10日]

くろねこかあさん、しろねこさんびき、くろねこさんびきうみました

〇しろねことくろねこの絵が切り抜き反転していて、目が吸いつけられる
〇文も声に出してはずむ感じ

[Ronnioさんの感想 · 2024年4月20日]

語呂もいいし絵も可愛いし、ほんわか癒される。
読み応えはないが、寝る前などのちょっとした読みものとして良かった。

[くまこさんの感想 · 2023年2月1日]

2歳1ヶ月
あまり惹かれず。ストーリーは切り絵の面白さが分からないと面白くないかな、と思いました。

[Sawaさんの感想 · 2020年9月21日]

初回は特に？という感じだったけれど、何回か読んでいると切り絵調（実際切り絵なのかな？）の絵のアイデアだけで作った本ではなく、言葉もよく練られているように思った。谷川俊太郎のかっぱを連想させる、声に出して読みたい本。

[norigami112さんの感想 · 2012年8月31日]

くろねこかあさんから子猫が産まれたよ。どんな子たちかなぁ。

黒3匹、白3匹の子猫とかあさんの日常。
白黒で対になってる感じが面白いし、文章がリズミカルなので楽しい気持ちで読める。ほっとする感じ。

[norigami112さん · 2012/09/06]

nyancomaruさん
この作者は亡くなっていたんですね。図書館で借りたのですが、この本の付録のような冊子もついていて、作者がこの作品に寄せる思いが本当に温かくて優しくて・・・もっとたくさん書いてほしかったです。

[猫丸(nyancomaru)さん · 2012/09/07]

｢付録のような冊子もついていて｣
記憶にないなぁ～図書館に行って確かめなきゃ！

[norigami112さん · 2012/09/08]

nyancomaruさん
私が借りたのはハードカバーのものではなくて「こどものとも年少版」でした。あれって毎月送られてくる時に冊子も同封されているんですよね。それがちゃんと本体に張り付いてたんです。

[ゆみねーさんの感想 · 2024年3月10日]

白くのコントラスト、切り絵、単純なフォルム。
情報量少なく想像させる。
韻を踏むテキストは耳に心地よい。

[Motahiroさんの感想 · 2023年10月8日]

マザーグースの世界を彷彿させる言葉のリズムで、くろねこかあさんと白い子猫と黒い子猫の様子がユーモラスに語られていきます。
黒と白だけのシンプルな絵が効果的。

[てまみんTEMAMINN I さんの感想 · 2023年7月19日]

白黒の記号っぽい絵だけで猫の親子を表現した本。
企画は面白く読んでて楽しいが、内容はちょっとしつこいかな…

[司書KODOMOブックリスト（注：「司書になるため勉強中」のアカウントです）さんの感想 · 2023年3月27日]

「切り絵で綴る、黒猫かあさんの子育て奮闘記

黒猫かあさんは、赤ちゃんを産みました。白猫が３匹と黒猫が３匹、合計６匹の子どもを育てる黒猫かあさんは大奮闘します。黒猫かあさんがお出かけをすると、白猫３匹はお昼寝をして、黒猫３匹は心配して泣きます。黒猫かあさんが爪とぎをすると、白猫３匹は真似してといで、黒猫３匹は柱に登ります……。白と黒の色の対比を生かした切り絵の手法で展開した絵本です。リズミカルな言葉がいっそう楽しさをふくらませてくれます。

読んであげるなら　２才から
自分で読むなら　―
（福音館書店HPの紹介）」

著者プロフィール

1940年神戸生まれ。
1962年に「漫画讀本」(文藝春秋)でデビュー。
翌年結婚、1年半のニューヨーク生活を経て、帰国後、絵本や童話などの創作活動に入る。個性的な切り絵による絵本や童話、詩などで人気を博すが、1986年12月肺炎のため46歳で急逝。
作品に『くろねこかあさん』(福音館書店)、『びりびり』(ビリケン出版)、「にゃんこちゃんえほん」シリーズ(復刊ドットコム)、『どれみふぁけろけろ』(あかね書房)、「おはようどうわ」シリーズ(新日本出版社)など多数。
現在、山梨県小淵沢に美術館「くんぺい童話館」がある。

「2019年 『東君平のみかづきちゃん絵本セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」