ロボットのくにSOS (こどものとも傑作集)

  • 福音館書店
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感想 : 45
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834011999

感想・レビュー・書評

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  • 娘が小さい頃にとても好きだった絵本。

    マンガのコマになっていて
    読みやすい。
    ロボットが
    自分の命?を犠牲にて
    ロボットの国を救うお話し。
    ロボットの国にヒカリが戻った時の絵がキレイ。

  • 背景の描写が美しい。

    旧式のゼンマイ式ロボットが、発電所が壊れて動けなくなった仲間を救って欲しいと博士のところへやってくるお話。

    火山エネルギーで発電していた発電所が地震の影響で壊れてしまった。
    地底にはブロキオサウルスがいまもひっそり暮らしている。

    現代のエネルギー問題や、地底人の都市伝説なんかが頭をよぎる。

  • 素朴な絵が気に入った♪

    壊れたロボットのおもちゃを直してもらおうと、フープ博士のもとを訪ねたルネくん。
    そこへ、本物のロボットが助けを求めに現れた!

    地震で壊れてしまった動力を直すために、2人はネジマキロボットくんと共に、ロボットのくにを目指す


    時間が止まってしまったロボットの世界。真っ青で幻想的。あの絵が好きだ。

    ネジマキくんが切ない!!
    ずっとロボットのくにを見守る てこと、ルネくんのおもちゃとしても生きているということがジ〜ンと心に響く

    素敵なお話だと思う

  • 借りたのに、読まずに返した。(´・ω・`)

  • 幼稚園の頃大好きだった本、タイトルは思い出せなかった(読めなかった)けれど、透き通ったブルーの空とロボットのイラストが大人になっても頭から離れず、ずっと探していました。
    きれいな世界の中にふとある切なさや悲しみを含んだ絵本で、今でも大好きな本です。
    たむらさんの空を描きたくて、何度も絵の具を混ぜてみましたが同じにはならず…
    いつかこんなきれいな空が描ける人間になりたいですね

  • 発明家のフープ博士のところに、壊れたおもちゃを直してもらいに来ていたルネくん。
    そこに、ゼンマイで動く旧式ロボットがたずねてきます。
    発電機が故障し、地下にあるロボットの国がすべて機能を失ってしまったというのです。動けるのは、ゼンマイ式のロボットだけ。
    さっそく博士とルネくんは、ロボットの国にむけて出発しました。
    ところが、地下にはいると怪獣のうなり声が聞こえて・・・

    近代的なロボットの国を救うべく、アナログロボットと博士たちが大活躍。
    空を飛んだと思えば、深く地下にもぐったりスケールの大きさがすばらしい。
    大昔の恐竜と出会えば、そこには美しい水晶の街があったりと、時代をもこえた冒険世界が広がります。

  • 小さい頃に何度読んだかわからない。キラキラした世界が大好きだったなあ。家にまだあるのかわからないので、また手元に置きたい。思い出せてよかった!

  • 小さいころに好きでめちゃくちゃ読みました。

    優しいロボットの感動の物語。

    また読みたいです

  • 美しいマンガ絵本です。幼いころに読み、感動した作品です。

    主人公の少年ルネ君が、壊れてしまったおもちゃのロボットを直してもらおうとするところから物語は始まります。冒頭の現実にほど近い生活感ただよう世界に迷い込んでくるロボットは、読者を一気に作品世界へ引き込みます。これは日常譚ではなく、ファンタジー、SF、冒険、そんなわくわくするものを、穏やかな気持ちで混ぜ合わせた作品といえるでしょう。激しいバトルが描かれているわけでもないのに、不思議と心の底からどきどきする気持ちがわき上がってきます。

    随所に描かれる風景は美しく、思わず見入るものばかり。そうした場面がしっかり見開きで描かれているのは、嬉しい限り。幼いころ、「こんな美しい世界に行ってみたい」と強く願ったものです。それは未だに叶わないわけですが。

  • 読んであげるなら4才から、自分で読むなら小学校初級向き
    絵本というか漫画というか…なんですけど、読み終わると絵本だな、と。
    全210コマ。

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著者プロフィール

1949年東京生まれ。絵本に『ありとすいか』(ポプラ社)、『かたつむりタクシー』(福音館書店)、画集に『ファンタスマゴリア』(架空社)、漫画集に『結晶星』(青林工藝社)などがある。『よるのおと』(偕成社)で産経児童出版文化賞大賞、「クジラの跳躍」で文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞を受賞。

「2022年 『たむらしげる作品集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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