カガカガ ふしぎなことが いっぱいの とおいむかしのものがたり (こどものとも世界昔ばなしの旅)

著者 :
  • 福音館書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834014518

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  • 日野 十成 (著), 斎藤 隆夫 (イラスト)

    あるひ、いしととりがむすばれて、ひとりのこどもがうまれた。なまえはカガカガとつけられた.農作物の由来譚.

    北アメリカの先住民族、ウィネバゴ族の神話でトリックスターの役割を果たすワクジュンカガ.どうやら,このことらしい.

  • こどものとも

    カガカガ
    ふしぎなことがいっぱいの とおいむかしの ものがたり

    この作品は、北アメリカインディアン・ウィネバゴ族のトリックスター神話「トリックスター」晶文社刊所収を元に、翻訳、構成したものです。

    文:日野十成(ひの かずなり)
    画:斎藤隆夫(さいとう たかお)

    1991年8月 
    425号

    定価300円
    雑誌:03779-8.

  • ・かたちがおもしろすぎる
    ・おはなしはじゆうすぎる
    ・こわいかもしれない

  • 都市伝説的な話
    石は昔から意思があり、神の使いとして働いていた。
    絵が独特でアート作品というイメージ。
    話の内容は子どもには少し表現しづらい死(ナイフでさしころす)の場面がでてくる。

    割と子どもたちは気に入っていたが、大人としては何を伝えたかったのか、未だに掴めていない。

    本当に我々を創り出したのは、石の神で今も宇宙から見守っているのだろうか......

  • 「あやしい絵本」で紹介された絵本のうち50冊ほどを、順に読んでみましょう。

    北アメリカの先住民、ウィネバゴ族の神話に登場するワクジュンカガがモチーフ。
    「生きている石のへそと尻の穴」っていったいどんなもの?
    話も面白いが、だましあいなど 生きる力も伝わってくる。
    登場する動物たち、背景の木々や花の絵は、真似して描きたいくらいステキ。
    こんな絵 描けたらなぁ。

    参考 URLはこちら https://kotobank.jp/word/%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%8D%E3%83%90%E3%82%B4%E6%97%8F-33468 『ウィネバゴ族(ウィネバゴぞく)とは - コトバンク 』 : 

    2017/11/13 予約 11/16 借りて読み始め、一気に読み終わる。

    カガカガ―ふしぎなことがいっぱいのとおいむかしのものがたり (こどものとも世界昔ばなしの旅)

    内容と著者は

    内容 :
    カガカガは鳥と石の間にできた子。長いへその緒と長い尻の穴を持っている。
    ある時、神の使いででかけたが、かんじんの用むきをすっかり忘れてしまった。
    波瀾に満ちた旅の末、その命令を思い出すが…。
    再刊。

    著者 : 日野十成/文 ヒノ,カズナリ
    1953年埼玉県生まれ。太平洋美術学校卒業。
    著書に「木版画の習い方」、絵本に「月にあいにいったアギサ」など。

    絵 : URLはこちら http://www.lcv.ne.jp/~morinoie/saitoutakao.html 『斎藤隆夫 』 : 
    1953年、埼玉県生まれ 長野県在住 太平洋美術学校卒業。
    絵本の仕事に、「カガカガ」「ずいとんさん」(日野十成文)
    「月にあいにいったアギサ」(伊藤比呂美文)
    「おおぐいひょうたん」(吉沢葉子再話 福音館書店こどものとも)
    「まほうつかいのでし」(上田真而子文第42回小学館絵画賞受賞、福音館書店)
    「これもむしぜんぶし」(内田燐太郎文、鈴木出版 こどものくに)などがある。
    さし絵に「うみがわらっている」(内田燐太郎詩集、銀の鈴社)などがある。     

  •  英語タイトルによると、アメリカンインディアンの神話とのこと。鳥と石の間にできた子ども「カガカガ」による創世神話。
     途中の話の意味がわからず、なんのことやらで、目的達成。

  • 内容はよく覚えてないが、トラウマ的な意味でインパクトがあった(笑)
    今思うととても良い絵だ。

  • 絵を見ただけで幼稚園の時読んだ!!と思い出した。クマが皮をはがれて肉を焼かれている場面の鮮烈さがなつかしい…日本の画家なことにまた衝撃。カガカガはまさに異形で、ストーリーも冷静に考えるとグロテスクなんだけど、不思議といやな感じはしない。好き嫌いがあるかもしれないけど、こどもたちには未知との遭遇的な意味で一度は読んでほしい!

  • 世界昔話シリーズ(全30冊)も半分くらい読み終わりました。

    世界の昔話の中には、日本の昔話に似たストーリーも多いのですが(例:「かものむすめ」は「鶴の恩返し」にそっくり)このお話は変わったストーリー展開でアー坊もワクワクしながら読んでいました。

    今年の2月からブクログで絵本の記録をつけ始めましたが、この本で200冊になりました。これからも一緒に色々と読んでいきたいと思っています。

  • トラウマです。

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著者プロフィール

日野十成

「2006年 『日本の昔話かるた 福音館書店の』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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