おひさま ぽかぽか (幼児絵本シリーズ)

著者 : 笠野裕一

• 福音館書店 (2004年5月20日発売)

作品紹介・あらすじ

おばあちゃんもごろん!ふとんのうえにねころがりました。にわとりのおやこがやってきて、あくびをよっつ。「ふわー」「ふわー」「ふわー」「ふわー」。おひさまぽかぽか暖かい日。ふかふか布団でおばあちゃんが昼寝を始めると、動物たちが次々やってきて、みんなぐっすりお昼寝。楽しいまどろみの時間を描いた、気持ちのいい絵本。

感想・レビュー・書評

[nejidonさんの感想 · 2013年8月28日]

読んだ後「ふわ～」ってあくびをして、それからごろんと横になりたくなる。
ふかふかに干したお布団がどんなに気持ち良いものか、猫はちゃんと知ってる。
いつだって、家の中の一番居心地が良い場所を見つける天才だもの。
「ふわー」ってあくびしてやって来て、それからごろんと・・
ところが、ふかふかのお布団に寝た猫を見て、今度はおばあちゃんが「ふわー」。
それから次々に色々な動物たちが「ふわー」ってあくびしながら寄ってきて・・

お昼寝タイムや夜の寝かしつけに最適な一冊。
本当に気持ち良さそうに寝ている姿が、ついついにっこりして、それからつられてしまう。
一枚のお布団にぎゅうぎゅう詰めで寝ているところは、見ごたえあり。
挿絵も丁寧で、隅々まで眺める楽しみがある。
特に一ページ目の縁側と縁の下は必見。
こういう空間が、今はほとんど見られなくなったものね。
それに、実は登場する動物たちの身体の一部分が、ちょこっと見えているのだ。
読み終わったら、もう一度ここに戻って探す楽しみがある。
いやその前に、お話が終わったら裏表紙と表表紙を開いて見せてやってね。
ほら、おばあさんの後についてくる動物たちがいっぱい。

ゆっくり読んでも約３分。２歳から。
それにしても、猫ってお布団の真ん中で寝るのよね。
だからいつも、飼い主は端の方に遠慮することに。。。

[司書KODOMOブックリスト（注：「司書になるため勉強中」のアカウントです）さんの感想 · 2023年11月29日]

「おばあちゃんもごろん!ふとんのうえにねころがりました。にわとりのおやこがやってきて、あくびをよっつ。「ふわー」「ふわー」「ふわー」「ふわー」。おひさまぽかぽか暖かい日。ふかふか布団でおばあちゃんが昼寝を始めると、動物たちが次々やってきて、みんなぐっすりお昼寝。楽しいまどろみの時間を描いた、気持ちのいい絵本。」

[カタラギさんの感想 · 2023年8月8日]

読了

[くまぞうさんの感想 · 2023年7月24日]

ひとつのおふとんに動物たちがどんどん転がっていく。
お昼寝の気持ち良さで満ちている。
のんびりとぽかぽかとした絵本。

【ママ評価】★★★
ちょっと外国の作家さんが描いたのような雰囲気がある絵。
教科書に出てきそうというか。
主人公のおばあさんが『おおきなかぶ』に出てきそう。
ふとんにどんどん色々な動物が転がっていくのが面白い絵本だけど、ちょっと単調に感じてしまった。
もしかしたら子どもだと単調に感じないのかな。
あと、新しい動物が来る度に転がる姿や場所が変わるのもちょっと違和感があった。
絵面が変わらなくなっちゃうから仕方ないのかな。

【息子評価】★★★
あまり集中力がなく、あっちへ行ったりこっちへ行ったり。
たまに絵本を見に来るけど、長く居ることはなくすぐにどこかへ行ってしまう。
遠くで聞いている感じでもなく。
動物がたくさん出てくるし、ブームの猫も出てくるからもう少し興味を持つと思ったけど、まずまず。
1歳9ヶ月

[ayaponさんの感想 · 2022年10月14日]

定期購読絵本。みんながおほさまぽかぽかのおふとんにあつまってきてねむる。

[ルーシー☆さんの感想 · 2022年10月5日]

ぽかぽかって言えた。
ふわーもまねしてる。
動物好きだから、たくさんいていいね！

えほんのいりぐち　年少（2〜3歳向け）10月号
https://haruno-hondana.net/post-gekkan-2022/

[雨巫女。さんの感想 · 2022年4月4日]

《コメダ珈琲店》【再読】日向ぼっこ気持ち良さそう。

[みみーさんの感想 · 2021年11月2日]

次々と動物がやってくるけど、おばあさんは？

[読書マラソンさんの感想 · 2021年7月4日]

ま　③20210710、②20210709、①20210704

[ととせひさんの感想 · 2021年1月16日]

●読み聞かせ。
●お布団干してたのに、ついついふかふかお昼寝。

著者プロフィール

笠野裕一　1956年、宮崎県に生まれる。1980年、東京農業大学を卒業。学生時代に、旅行先のボストン美術館で、ビアトリクス・ポターの『ピーター・ラビットの絵本』の原画やスケッチに出会い、その自然描写の美しさと正確さに魅せられ、絵本制作に取り組むようになった。絵本に『おひさま　ぽかぽか』（幼児絵本シリーズ）、『ただいまー』『くるくる　つるくん』『ぷく　ぷく　ぷく』（いずれも「こどものとも年少版」）、『みんなで　おちゃづくり』『かわあそび』（ともに「かがくのとも」）、『ちいさな　ひこうき』（「こどものとも0.1.2.」）、『たんぼの　ぎょうれつ』（「ちいさなかがくのとも」／以上、福音館書店）がある。宮崎県都城市在住。

「2010年 『ふねが きた！』 で使われていた紹介文から引用しています。」