海底二万海里〈上〉 (福音館文庫 古典童話)

  • 福音館書店
3.88
  • (12)
  • (18)
  • (18)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 150
感想 : 20
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (371ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834020939

作品紹介・あらすじ

海上で「なにかばかでかい物」に出会った、という報告がいくつかの船からなされた。それは長い紡錘形の物体で、クジラよりはるかに大きくずっと速く海中を移動した。しかし、巨大な海の生物にちがいないと思い追跡されたのは、謎の男ネモ艦長の海底の城とも言うべき、潜水艦ノーチラス号であった。小学校上級以上。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 少しずつ謎が解けていくにつれて、ハプニングが起こり、この後どうなるのかな?という所がたくさんあってハラハラしました。

  • 神秘の島のネオ艦長の事が知りたくて読んだから、期待が大きくて、その分少し評価が辛くなったかな

  • あらすじを読んだだけでとてもワクワクしてくるような話。体験できないような内容の話だからこそ気になる。

  • 海上で巨大な生物に違いないと思い追跡した強者は謎の男モネ船長の海底の城とか言う潜水艦ノーチラス号であった。
    タイムライン
    http://booklog.jp/timeline/users/collabo39698

  • 物語に出ている潜水艦に乗ってみたいと思った。

  • 子供の頃に見たアニメ『ふしぎの海のナディア』をふと思い出し、その原作を手にとってみた。

    誰も知らないアニメかと思ったら、意外と同じようにナディアから入ったというレビューが多いことに驚き。

    アニメでは、ネモ船長が「私を艦長を呼ぶな。この船は軍艦ではない」と語気を強めていうシーンがあるので、本書のネモ艦長という表記には違和感があったが、なかなかどうして、原作のネモ艦長もナディアのネモ船長に負けず劣らず魅力的。

  • 児童書とは思えない位読みがいがある。

  • 高性能ノーチラス号と謎のネモ艦長。
    緻密な挿絵も素敵です。
    上巻の終わり方が丁度よい。下巻下巻!

  •  
    ストーリー :☆☆☆☆
    世界観   :☆☆☆☆
    ビジュアル :☆☆☆
    キャラクター:☆☆☆☆
    読みやすさ :☆☆☆
    オススメ度 :機会があればぜひ読んでみるべし!


    「ネモ船長」というと
    ナディアのイメージがあって、
    リーグ・オブ・レジェンドのネモ船長は違和感があったのですが
    こっちを読んでみると、本の挿絵そのまま映画になってる
    感じだったので、あれは大変よろしいですね。素晴らしい。

    これ、対象年齢が小学校高学年ですね。
    自分が小学生時代にこの大量の文字を読めと
    言われたら無理だと思います(汗


    ストーリーとしては、
    海にどでかい怪物が出て事故とか起こしてて、
    その正体は「一角クジラ」に違いないと踏んだ
    アロナックス教授が、
    何事にも動じない忠実な助手コンセーユと、
    気が短いところが玉にキズ、
    凄腕の銛打ちネッドランド親方とともに海に出でます。
    しかし、そのどでかい怪物と衝突?して大海に放り出され、
    うわーどうしよう、と思ったところ、
    そのどでかい怪物の上に乗っかることができ、
    九死に一生を得ました。

    どでかい怪物の正体は、超高性能・オール電化の潜水艦、
    ノーチラス号。
    あらゆる言語を理解し、世界の学問や技術、美術に精通した、
    まさに「天才」と呼ぶにふさわしい男が艦長をつとめておりました。
    彼は3人に「ネモ(誰でもない)」と名乗ります。

    「私は人の世界と縁を切った。
     秘密を守るため、貴方たちを陸地に戻すわけにはいかないが
     船の中は自由に歩き回って結構。
     果てない海の冒険に連れて行きましょう」

    かくして、二万マイルの冒険は始まるわけです。

    これほどまでに鮮やかな海の描写は見たことない、と言っても
    いいくらい、不思議で美しい水の世界の風景が
    頭の中に広がります。
    ふと本から目をあげると、
    自分が海の中に居るような感覚に捕われますね。
    ゆっくり泳ぐ色とりどりの魚、たゆたう海藻、どこまでも続く蒼。
    呼吸をするたびに、ゴボゴボと浮かんでは消える気泡…
    なんともいい気分です。

    しかし、水はある一定の深さになると光が届かなくなるように、
    どことなく不安も付きまといます。
    このまま陸には帰れないのか、
    ネモ船長の目的とは、そして過去とは…
    上巻は、なんらかの事件が起こり
    (その間、教授らと読者はノーチラス号のとある部屋の中に
     押し込められ、隔離されてしまう)
    乗組員の1人が瀕死の重傷を負い、その後亡くなり、
    遺体を海底の墓地へ埋葬するところで終わります。
    その際、ネモ船長は教授の前ではじめて涙を見せるのでした。


    「崖の上のポニョ」に出てくるフジモトさんは、
    このノーチラス号のただ1人の日本人乗組員だったらしいですね。
    レビューの続きは下巻のほうへどうぞ。

  • アニメ 不思議の海のナディア の原作
    原作には、美少女はおろか女性すら
    出てきません。
    男子必読。

全20件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

ジュール・ベルヌ

「2005年 『海底二万海里(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ジュール・ベルヌの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×