- Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
- / ISBN・EAN: 9784834021417
作品紹介・あらすじ
木の枝から離れて地上に落ちた落ち葉を手にとってじっくり見つめたことがありますか?この本の著者は、雪深い黒姫山のふもとに移り住んで20年近くになります。秋の林で見かけた美しい落ち葉との出会いがキッカケとなり、それからはひたすら落ち葉を見つめ、水彩絵具を用いて、原寸大でさまざまな意匠の落ち葉を描きつづけています。この本を見ると、落ち葉がこんなに美しく、おもしろいものだったことに、あらためて気づかされます。
感想・レビュー・書評
-
■感想
落ち葉は好きです。
落ち葉で焼き芋食べるのが好きでした(^^)
今回のたくさんのふしぎは、落ち葉の図鑑のような作品です。図鑑ほどボリュームないので、さくっと読み終わっちゃいます。
きれいでした。
しっかりと、落ち葉にも目を向けて生きていきたいですね。
■内容
記念すべき200号の作品です。
2001年11月1日発行なので、200号といっても20年以上前の作品ですね。
黒姫山付近に住んでいる平山さんが拾った落ち葉がたくさん登場します。
いろんな形、いろんな色があります。
とても美しいです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
図書館にて
小学中級から
本当に申し訳ないけど
写真はいらなかった
一瞬写真かと思い
目を凝らしてみると
信じがたいほど本物そっくりな絵
言われてみれば写真よりも
やわらか
平山和子さんの
『くだもの』や『たんぽぽ』を本屋で見かけて
凄いなぁとは思っていたけど
葉脈や落ち葉の枯れ途中を再現できるなんて!
絵の上手い人はやっぱり違う世界の人
勉強はできなくてもいいから
絵が上手くなりたかった
でも住む世界が違いすぎるなぁ
そして選んだ落ち葉のセンス!
私も落ち葉に心惹かれる時があり
時には拾うのだが
キレイなものを選んでしまう
平山さんの文を読んでいて
とても共感でき
でも私は上っ面だなと思う
気になる方は是非読んでもらいたい -
エッセイ調で書かれた、落ち葉のはなし。
それも、デザインせいに溢れた美しい絵でなく(ボタニカルアートではあるのだが)、その辺に落ちているような、虫食いや色のまだらな身近な落ち葉を題材にしているので秀逸。子供はきっと、親しみを持てるだろう。 -
図書館本。平山和子さんの絵本。丁寧な描写がとても落ち着かせてくれます。平山和子さんの文も自然を思う優しい眼差しであふれています。
-
「木の枝から離れて地上に落ちた落ち葉を手にとってじっくり見つめたことがありますか?この本の著者は、雪深い黒姫山のふもとに移り住んで20年近くになります。秋の林で見かけた美しい落ち葉との出会いがキッカケとなり、それからはひたすら落ち葉を見つめ、水彩絵具を用いて、原寸大でさまざまな意匠の落ち葉を描きつづけています。この本を見ると、落ち葉がこんなに美しく、おもしろいものだったことに、あらためて気づかされます。」
-
3歳5ヶ月
秋にたくさん山に行って落ち葉を見たので、葉っぱ1枚1枚をみて、これ拾ったねー!と嬉しそうに話してくれた。 -
<Fallen Leaves>
-
◆一枚の落ち葉の美しさに魅せられて◆
秋が深まり、霜が降りると一斉に落ちる柿の葉や、紅葉した梨棚の風景を身近に、私はこの本を思い出します。作者の平山さんは、八四年の秋、別荘のある黒姫の林の中である一枚の落ち葉と運命的な出会いをします。「なんと美しいのだろう。このとおりに描けるだろうか。」と、それから落ち葉と向き合う日々が続きます。落ち葉の絵と文章、ご主人の英三さんの構成・写真によって、黒姫の自然やその周りの営みを感じることができます。 -
きれいな色の落ち葉、枯れた色の落ち葉、葉脈だけになった落ち葉、写真じゃなくて絵!写真もきれいだけど、絵って、届ける力がすごい。
(i44)