- Amazon.co.jp ・本 (28ページ)
- / ISBN・EAN: 9784834023176
作品紹介・あらすじ
うさこちゃんのクラスに転校生が来ました。その子は他の子と少し違って片方の耳がたれていたので、クラスのみんなが「たれみみくん」とよびはじめました。うさこちゃんは、たれみみくんと親しくなるにつれ、そのあだ名が気になり始めます。いやじゃないかしら。そこでうさこちゃんは一晩考えて、翌朝新しい友だちのために、勇気をもって行動しました――友だちとの関係の中で、うさこちゃんが大きく成長するお話です。
感想・レビュー・書評
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他人との違いをどう受け止めるか考えさせられる絵本。うさこちゃんは優しさで受け止めた。
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先生の不用意な一言が、彼の印象を決めたのでは?
`たれみみ`はかわいいと思うけど、
だーんはコンプレックスだった
うさこちゃんが、だーんに確認したから
自分の気持ちが言えたんだね -
うさこちゃんとちがうみみを持つたれみみくん。
ちがう容姿。
ちがう個性。
本当はね…といいたい気持ち。
たれみみくんの傷ついた心は誰もが経験したことがあると思います。
うさこちゃんは
それでもいいじゃない、ですませず、
じゃあどうしたらいいんだろう、
と話をよく聞いて、前向きに相手の
立場になって考えます。
こんな風に人と人が支えあう社会になってほしいな。
うさこちゃんの行動にほろりとさせられました。 -
3分。たれみみくんと呼ばれる転入生の、ほんとの気持ちを知ったうさこちゃんは、うんと考えて勇気を出します。
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皆んなと違うところ、良いこともあるし悪いこともある
たれみみ、可愛いけどね -
これは良い話だなー!うさこちゃんで、いちばん好きな作品!泣ける…!当たり前のこと言ってる作品かもしれないけど、シンプルな言葉とキャラクターで読んでるほうにも素直に伝わってくるなぁ…!
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うさこちゃんのクラスに新しい男の子がやってきました。名前はだーん。
でも片方の耳がたれているので、クラスのみんなはたれみみ君と呼ぶのです・・・
ある日、うさこちゃんはだーんに聞きます「たれみみ君って言われるの嫌じゃない?」と。
小さい子向けの本ですが、読んでいてはっとしました
自分達と違う部分を特別視しないという事(国籍だったり、障害だったり、いろいろあると思います)
「自分が言われて嫌な事は言わない」「自分がされて嫌な事はしない」ということを伝えているんですね
他の子供達にも読んであげたいな・・と思いました -
え!みみたれてる!かわいいんだけど!と思った自分を反省した。こっちには好意しかなくても、自分が他と違う特徴で呼ばれるの嫌だよね。
変に哀れんだり美化したり怒ったりせず、率直に話ができたうさこちゃんとだーんくんが良かった。
でもたれみみ可愛いけど…でもだーんくんが嫌だと言っている…けど正直むちゃくちゃ可愛い
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