- Amazon.co.jp ・本 (39ページ)
- / ISBN・EAN: 9784834023794
感想・レビュー・書評
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自分で選んだ本。
蒸気機関車キューロクの人生を描いた本。
戦争の話なんかもでてきて、ちょっと難しい話ではあるけど、気に入って何度も読んでいた。
線路の終点マークに注目。 -
2010年12月に購入。2013年5月、初めて6年生に読み聞かせ。
「わにわに」シリーズを書いた小風さちさんが書かれた本です。
購入した時、
『はしれ、きかんしゃ ちからあし』は 聞かせる物語絵本。
読み手の力が鍛えられる?(笑)絵本です。
文章がしっかりしているので その世界を壊さないように、子どもがその世界に入り込むのを邪魔しないように しっかり読まなければ。
と感想を述べていました。
そして、2年半程眠らせたままでした(笑)
今はもう走っていない機関車の生涯を力強く描いています。
絵本として 絵の描写も素晴らしいですが、お話は絵本というより物語という方が近いと思います。
絵を読むより活字を追う方が好きになって来た高学年向きだと思います。
読むのに15分程かかります。
淡々と描かれる機関車の生涯。
でもドラマチックな生涯です。
良書だと思います。
是非、子ども達に味わわせてあげたいと思いました。 -
蒸気機関車「ちからあし」の一生を描いた絵本です。
表紙絵の雰囲気が示すどことなく暗い感じは、主人公の経た戦争という時代の雰囲気を見事に表していると思います。
戦争で仲間を失いながらもその悲しみを乗り越えて活躍するが、新型車の登場でその役目を終わらされるちからあし。淡々と綴られる物語ですがこの印象深い絵の働きで、機関車は見事に擬人化されています。
テーマや画調がやや暗く、実際は小学生以上くらいを対象とした本かもしれませんが、2歳を過ぎていればある程度は理解できますし、内容的には理解できなくても電車の本としても楽しめる本だと思います。 -
途中、戦争の話が出てくる。
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娘に読んであげながら、いつも涙声になってしまいます。
「テレビ絵本」になったらいいなあ・・・。 -
請求記号【E コ】
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ばーばが機関車本だと思って買ってきたけれど内容が戦争物だったのでしばらく封印。
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2009.9.24
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『ちからあし』は立派な釜と力強い動輪をもった機関車。どんなに重い貨物も軽々と引いてはしる力自慢の機関車。機関車たちは、一日の仕事が終わると機関庫でいろんな話をします。ある日ちからあしは 灰色の飛行機がいくつも空を飛んでいくのを見ました・・・・。
次男(3歳)のお気に入り殿堂入りの一冊です。3歳児が読むには多少内容が難しいかな~?と思ったのですが、ちからあしが真っ赤になって走るシーンなどは、真剣にじっと聞いてくれます。
版画のような力強い絵もお話にぴったりあって、おすすめの一冊です!