みつこととかげ (こどものともコレクション2011)

著者 :
  • 福音館書店
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (28ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834025972

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  • みつこと、とかげが、トンネルを通ってとかげの国へ冒険するお話。
    とかげの国の描写が、すばらしく楽しい!
    たくさんのとかげ達がそれぞれ遊んでいる。
    読み聞かせしてたり、影絵遊びしたり、穴をのぞきこんでみたり、、、。
    3ページ分、ちょっとづつ変化していくのを楽しみながら読み返すのがまた面白い。
    とかげのしっぽが取り外し可能、という設定もまたユニーク。洋服を選ぶように鏡の前でポーズをとるみつこが微笑ましい。
    「トマトさん」で登場するトマトさんの存在感も、やはりすごい。


    9月  3歳~  3分

  • 水色、黄色、ピンクなどで描かれためくるめく世界に、引き込まれました。一緒に読んでいた子どもは「わからん」と言ってましたが、読み終わると心がほっこりしていました。

  • こどものとも(年中向き) 
    1999年8月号
    通巻:161号
    みつこととかげ
    作:田中清代(たなか さよ)
    発行所:福音館書店
    定価:350円(本体333円)
    雑誌03733-08.
    T110373308352.

  • とかげをペットになっているところがファンタジーなんでしょうねぇ。『トマトさん』も出てきます。

  • みつことは青いしっぽを持ったとかげを飼っていた。
    とかげと一緒にいろんなところを散歩。
    岩の隙間を通ったら小さくなってプチトマトの陰で休んだりしてとかげの国へ。
    みつこもとかげの国で虹色のしっぽをもらった。
    するとみつこのとかげのしっぽが逃げてしまったので来た道を戻って探すけれど見つからない。
    そこでみつこはとかげに自分の虹色のしっぽをあげるのだった。


    絵が独特で、ちょっと不気味。
    話も小さくなってとかげの国に行ったり、そもそもとかげのしっぽが青だったり赤だったり、と不思議な話。
    発想が面白い。

  • 2011年11月26日

    <MITSUKO GOES TO THE LIZARD LAND>

  • ペットは青色しっぽのとかげ

    とかげの国にいって
    しっぽが逃げ出し
    つけてもらった虹色しっぽをあげる

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著者プロフィール

田中清代 神奈川県生まれ。多摩美術大学絵画科卒業。油絵と銅版画を学ぶ。同大学で絵本研究会に所属、絵本の制作を始める。1995年、ボローニャ国際絵本原画展ユニセフ賞受賞。翌96年同展で入選。1997年、『みずたまのチワワ』(井上荒野・文、「こどものとも年中向き」1997年8月号)で作家としてデビュー。絵本に『トマトさん』『みつこととかげ』(以上福音館書店)、『おきにいり』(ひさかたチャイルド)、『おばけがこわい ことこちゃん』(ビリケン出版)などがある。かがくのとも絵本は『みつけたよ さわったよ にわのむし』についで2作目。静岡県在住。

「2016年 『うおいちば』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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