もりのおばけ (こどものとも絵本)

  • 福音館書店
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本棚登録 : 214
感想 : 26
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  • Amazon.co.jp ・本 (28ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834026511

作品紹介・あらすじ

森で弟とはぐれた「ぼく」は、いつのまにか、不思議な森に、たったひとり。ぼくはこわくて、「おーい」って呼んでみた。すると、森の奧から、「おーい」って言いながら、あっちからも、こっちからもおばけがとんできた。さあどうしよう。ちょっとこわいけど、また行きたくなる、森の絵本。初版は、1969年。『おなかのすくさんぽ』『おやすみなさいコッコさん』で知られる片山健氏が、はじめて文と絵を手がけた作品です。

感想・レビュー・書評

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  • 〝ぼくは、弟と森の散歩に行きました。そして、どっちが速いか、森の奥まで駆けっこしました...ぼくがピュ-ッと走ると、弟はたちまち見えなくなりました...いつのまにか、不思議な森に、たったひとりに...。ぼくは怖くて「おーい」って呼んでみました。すると、暗闇から「おーい」って声が、あっちからも、こっちからも聞こえてきて、何か得体のしれないものがとんできたのでした!・・・〟ちょっと怖いけど、また行きたくなるような、森の絵本です。

  • お兄ちゃんの弟に対する優越感みたいなものが、最後は弟を頼るというか、弟の方がしっかりしているような感じで終わる。

    字は少ないけれど、絵を存分に味あわせるために、読み聞かせてあげたい絵本。

  • ※表紙絵が欲しくて(こどものとも絵本)を登録してあります。


    こどものとも(年中向き) 
    1997年6月号
    通巻:135号
    もりのおばけ
    作:かたやまけん(かたやま けん)
    発行所:福音館書店
    定価:320円(本体311円)
    雑誌03733-06.
    T11037330060354.

  • 親としては、色もなく
    不気味な絵本だと思いましたが
    1歳の息子は、おーい、と呼びかけるところが
    気に入っているようで、何度も読んで!と
    この絵本を持ってきます。

  • 暗い森のなかに入ってしまった時の怖さ、物語と絵の雰囲気が良くあっている。
     キャンプで子どもが行方不明になる事件があったりして、勧めにくくなっている部分もあるかな。

  • 別冊太陽『こわい絵本』選書  

    「森で弟とはぐれた「ぼく」は、いつのまにか、不思議な森に、たったひとり。ぼくはこわくて、「おーい」って呼んでみた。すると、森の奧から、「おーい」って言いながら、あっちからも、こっちからもおばけがとんできた。さあどうしよう。ちょっとこわいけど、また行きたくなる、森の絵本。初版は、1969年。『おなかのすくさんぽ』『おやすみなさいコッコさん』で知られる片山健氏が、はじめて文と絵を手がけた作品です。」

  • 読了

  • 3分

  • 良かった

  • 2017.10.18
    白黒の絵の雰囲気とヘンテコなおばけたちが。こわい。ひとりで自然の中にいることの心細さが。はじめは弟と一緒で、終わりでもまた弟と一緒だからこそ、よけいひとりが怖く感じた。でもこれ、子どもが何回も読んじゃうやつだ。今の絵の雰囲気とはまた違った片山健さんの絵本。

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著者プロフィール

かたやまけん かたやま けん(片山 健)1940年、東京都生まれ。1960年代に『ゆうちゃんのみきさーしゃ』『もりのおばけ』を制作以後、10数年絵本制作から離れ、幻想的な鉛筆画を描き続ける。自身の子どもの誕生後、ふたたび絵本制作を開始する。絵本に『もりのてがみ』『おなかのすく さんぽ』『おやすみなさい コッコさん』『コッコさんのともだち』『コッコさんとあめふり』『むぎばたけ』『たのしいふゆごもり』『タンゲくん』『どんぐりかいぎ』『きつねにょうぼう』など多数。赤ちゃん絵本に『おーくん おんぶ』(「0.1.2.えほん」)『ぜろくん おとおり』(「こどものとも0.1.2.」2008年6月号)『ぴーぴー ばっくしまーす』(「同」2010年12月号)『いいとこ いくの』(「同」2014年4月号、以上福音館書店)などがある。

「2014年 『いいな いいな』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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