古くて新しい椅子―イタリアの家具のしゅうりの話 (たくさんのふしぎ傑作集)

著者 :
  • 福音館書店
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (39ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834080834

感想・レビュー・書評

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  • 図書館本。長女の「面白い」が出た本。イタリアの家具修理工の話。古くて使いつらくなったものを再生手入れしてまた、使う。そうそう、そういう美学のある国のことももっと知りたいね。

  • 古い塗料は金属たわしで取る。なるほど。

  • ★★★★☆
    10歳のマルコはフィレンツェに住む少年。大きくなったマルコにお父さんが物置からボロボロの机と椅子を出してきます。
    がっかりしたマルコですが、修理屋さんのお店に持ち込まれた机と椅子は・・?
    丁寧に修繕され新しく生まれかわっていく工程にワクワクします。
    (まっきー)

  • イタリアの家族が机と椅子を修理し、世代を渡って使っていく様子が紹介されている。家具職人が仕事に分かれて、その専門の人が何人もいることが面白い。

  • 修理して使う。
    修理して使えるように作る。

    今は修理を前提としてない場合が多いから、修理するのもなかなか大変なのですよね。
    部品をひとつひとつ、作り直すことも難しい。
    電気製品とか特に。

    でも、やっぱり、修理ってわくわくします。
    ひとつひとつの作業によって、壊れていたり、ぼろぼろになっていたものが息を吹き返し、蘇って行く。
    その過程はとても楽しい。

  • イタリアの家具職人に机と椅子を直してもらう話。図書館で見つけて立ち読みし、そのまま読みきってしまった。
    取っ手を同じように作り出したり、無くなった部分を継いだりして新品のようにしていく。

    子供向け絵本だけど大人にも読んで欲しい。

  • 図書館で借りて読み、「絶版なんてもったいないなぁ、手元にほしいなあ」と思っていた矢先のハードカバー化でうれし。

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著者プロフィール

長野県松本市生まれ。東京大学教育学部卒業。フィレンツェ大学留学。フィレンツェ大学講師を経て現在広島市在住。翻訳家。著書に『フィレンツェ、職人通り』(NTT出版)、『図説 メディチ家』(河出書房新社)など。訳書に『ルネサンスの画家ポントルモの日記』(白水社)、ステファノ・ベンニ『聖女チェレステ団の悪童』(集英社)、ジュンパ・ラヒリ『べつの言葉で』、『わたしのいるところ』(ともに新潮社)などがある。

「2019年 『どこか、安心できる場所で』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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