- Amazon.co.jp ・本 (49ページ)
- / ISBN・EAN: 9784834081534
作品紹介・あらすじ
春の初め。お庭に立って女の子とおばあちゃんが何を植えようか思案中。雪がとけた土の中では、ミミズや虫たちが土を耕しています。土が乾いて暖かくなると、いよいよ種まき。初夏にはニンジンが芽を出し、エンドウが花をつけます。夏になってキュウリの花が咲き、トマトが実り、秋にはカボチャが色づきます。この間、ミツバチが花粉を運び、コマツグミはハムシをついばんでいる…。植物と動物の共生を、人間との関わりの中で描きます。
感想・レビュー・書評
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土の中での、ミミズや虫の働きを見ていると、自己肯定感とかそういうのとは無縁で、ただ生きているんだろうなぁと。
そう考えたら、人間のこのごちゃごちゃした混沌は、良くもあり、なかなかしんどくもありますね。
おばあちゃんの庭づくりの1年を通しての交流と、自然の移ろいがテーマです。
こういうシチュエーションの家庭って、けっこういらっしゃると思うので、おばあちゃんのおうちに置いておくと良さそうですよ!
✳︎花の拠点「はなふる」蔵書です。 -
図鑑の役目も果たす本書。
庭の一年。
昆虫、植物、動物。
どれも生き生きと描かれている。 -
5歳11ヶ月の娘に読み聞かせ
娘が図書館で選んだ本
大地の恵みに感謝な本
こういう科学系?の外国絵本って初めてだったから
ほほうーとなった
イラストが外国絵本って感じで良いね -
家庭菜園をする祖母と孫娘。菜園の土を耕しているのは、二人だけではありません。ミミズや昆虫たち。それを狙ってやってくる、別の昆虫や鳥・ヘビたち。大地を耕し、野菜や花たちを育てているのは、自然との共生であることを春夏秋冬を通して、描いています。
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もうすぐ春。畑の土は、種をまくには少し早いみたい。でも、土の中ではいろんな生き物たちが働いているよ。
1年を通して、土の上と土の下の営みを、美しい絵で描きます。