ねぎぼうずのあさたろう その10 (日本傑作絵本シリーズ)

著者 :
  • 福音館書店
3.53
  • (2)
  • (6)
  • (11)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 116
感想 : 10
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834083163

作品紹介・あらすじ

雪の東海道、山科から京都手前。旅を続けるあさたろう、にきち、こももさんの前に、座禅を組むこしあん和尚が現れ、禅問答をしかけます。前作で、きゅうりのきゅうべえを自らのねぎ汁でやっつけた後、「己とはなんぞや」と悩み始めたあさたろう。こしあん和尚の言葉に触発されて、故郷へ帰る決断をします。三条大橋の手前で、商人の財布を狙うかぶらぐみを退治した後、草津の追分に戻って、中山道から故郷の秩父を目指します。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • どうやら京都に向かって旅をしていて、そろそろ終盤かなと思いきや、まさかの家に帰る展開に!ええっ京都に行かないの!?
    長らくお供していた、にんにくにきちも故郷に戻るとのこと。

    娘が、ひとりで帰るの寂しくないのかなと言っていた。
    敵が現れないといいね。

    予想外の展開になったけど、その10、結構好き。
    続きが気になるのでその11も予約してみた。

  • リーズ第10弾。東海道編完結。こしあん和尚との出会い。京都で一体何が起こっているのか。かぶら組なる侍集団の非道な振舞いに、怒りのネギ汁が浴びせられる。そして、こももちゃんの意外な正体が明らかに。道理で前回逃げずにあさたろうについてきたわけだ。

    • goya626さん
      うひょう、飯野和好かあ。好きなんですよねえ、この人の絵本。
      うひょう、飯野和好かあ。好きなんですよねえ、この人の絵本。
      2020/10/09
    • ぐーぐーがんもさん
      面白いですよねぇ。
      面白いですよねぇ。
      2020/10/10
  • 起承転結の『転』というより序破急の『急』。
    京都を目指して旅をしていたと明記はされていませんでしたが、流れ的に当然そうなるものと思ったら、こしあん和尚との禅問答の結果、故郷に帰ることになりました。
    「自分を見つめた結果」

    でもさ、もう忘れかけているんだけど、故郷にいられない事情があって旅に出たんだよね。
    そちらが解決しているとは思えないんだけど。

    とりあえず物騒な都に行くのはやめて、草津から中山道で故郷に帰ることになりました。
    帰り道でもまた冒険するのかな?

  • 渋い

  • まあまあ

  • あれ?これで終わりと思ったけど、最近、つづきはでたようで。にきちとかはここでお別れなのかなぁ。子どもに読み聞かせていて、なかなか楽しいシリーズだ。

  • シリーズ、買い逃しはないか?・・・(笑)。

  • ねぎぼうずのあさたろうシリーズ10冊目。一旦この本でひと区切りらしい。
    次のシリーズ(中山道編?)があればまた読みたい。

全10件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1947年、埼玉県秩父生まれ。「小さなスズナ姫」シリーズ(偕成社)で、第11回赤い鳥さし絵賞受賞。『ねぎぼうずのあさたろう その1 とうげのまちぶせ』(福音館書店)で、第49回小学館児童出版文化賞受賞。『みずくみに』(小峰書店)で第20回日本絵本賞受賞。著書に「くろずみ小太郎旅日記」シリーズ(クレヨンハウス)、『おふろ、はいる?』(あかね書房)、『おせんとおこま』(ブロンズ新社)、『スサノオ 日本の神話』『天の岩戸アマテラス 日本の神話』『因幡の素兎オオナムチ 日本の神話』『スサノオとオオナムチ 日本の神話』(小社刊)など多数。近著に『ぼくとお山と羊のセーター』(偕成社)がある。

「2023年 『飯野和好 日本の神話 全5巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

飯野和好の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×