やぎのグッドウィン (世界傑作絵本シリーズ)

  • 福音館書店
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (36ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834084139

作品紹介・あらすじ

陽気なオスのまっしろな子やぎ、グッドウィン。彼には飼い主のマックダフさんも知らない秘密がありました。実は、おいしそうなものを探して、くちゃくちゃと噛むのが大好き! ある日、草原でカラフルなチューブを見つけ飛びついたら、中から絵の具が飛び出して、グッドウィンの体はいろとりどりに。それが思いがけない騒動を引き起こし――。絵本の名手である著者が、実話をもとに描いた未発表作。50年の時を経て、ついに出版!

感想・レビュー・書評

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  • こんなカラフルなヤギがいたら,やっぱり見に行きたくなる.

  • 3歳8ヶ月の娘へ。
    パパセレクション絵本

  • あとがきを読んで、このお話がドン・フリーマン夫妻の楽しい思い出から生まれたこと、さらにご存命中には出版には至らなかったにもかかわらず、手を加え続けていたことを知った。

    グッドウィンが自由にとんだりはねたり、くちゃくちゃしたりしているのを見ると、なんとも微笑ましい。そして、それを優しく見守るマックダフさん。

    “わしは、もとのまんまのおまえがすきだよ“

    こうやって絵本になって、読めるなんて、幸せだ。

  • やぎのグッドウィンはゴミをくちゃくちゃするのが大好き。ある日絵描きさんが置いていた絵の具をくちゃくちゃかんでみると、絵の具がとびだして体中がカラフルに!絵描きさんはカンカンに怒りましたが、近所の人たちが珍しがって見に来ました。そこでやぎの飼い主のマックダフさんはいいことを思いつきました…。
    ドン・フリーマンがのこしたダミーをもとに出版された絵本。ざっくりとしたラフな線が、のびのびとして、これはこれでフリーマンの楽しそうな様子が目に浮かびます。

  • 外国の人ってやぎ好きじゃない?日本より身近にいるんだろうね。チーズを作るからね。
    幸福を追求するグッドウィンの生き様が、シンプルなのに、なぜこんなに胸を打つのかしら。

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著者プロフィール

ドン・フリーマン 1908年、アメリカ・カリフォルニア州生まれ。高校卒業後、サンディエゴ美術学院に入り、21歳でトランペットとスケッチブックを持って、北米横断の旅に出る。ニューヨークでジャズトランペッターとして生計をたてながら、アート・スチューデンツ・リーグで絵を学ぶ。1951年、息子のために妻リディアと共作した絵本を出版。以降、絵本作家として、代表作の『くまのコールテンくん』(偕成社)をはじめ、『とんでとんでサンフランシスコ』(BL出版)『ダンデライオン』(福音館書店)など多くの絵本をのこした。1978年没。

「2019年 『やぎのグッドウィン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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