- Amazon.co.jp ・本 (80ページ)
- / ISBN・EAN: 9784834084467
作品紹介・あらすじ
コーラ姫には自由なんてありません。娘の将来を心配する王様とお妃様が、勉強と運動、入浴の時間を詰め込んでいるからです。うんざりした姫は、「犬を飼いたい」と伝えますが、却下されてしまいます。そんな姫を助けようとお城にきたのは……ワニ! ワニがコーラ姫になりすましている間に、姫はお城の外へ出て――。全米2大児童文学賞受賞作家らによる話題作。子どもたちが、コーラ姫に心から共感し、その勇気に拍手喝采したくなる物語。
感想・レビュー・書評
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ワニ、最高!
コーラ姫、最高!
めっちゃめちゃ楽しくて、6歳娘と大笑いしながら読んだ。
親としては色々身につまされるところもあったのだけど…。
この本は何度でも読みたいなー!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
心配性の王様と女王様の間に生まれたコーラ姫。将来、立派な女王となるために日に三度もお風呂に入れられたり、退屈な本を何時間も読まされたり…。せめて気分転換に犬を飼いたいと頼みますがそれすらも叶えてもらえず、何もかも嫌になったコーラ姫は妖精に助けを求めます。次の日、妖精から届いたのはなんと大きなワニ。ワニはコーラ姫を自由にするため、ドレスを着て姫の身代わりになると言いだします。自由なワニと自由が欲しいコーラ姫のユーモアたっぷりのやりとりが楽しい物語です。
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信じられなかった!!!
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コーラ姫は、将来の女王として恥ずかしくないよう、小さい頃から両親とお世話係からきびしく育てられています。ペットとして犬を飼うことさえ認めてもらえません。ある夜、名づけ親の妖精に助けてほしいと手紙を書き窓から飛ばしました。次の日、ワニが届けられます。
まさかまさかの楽しいお話。カラーの挿し絵も豊富で、読んであげれば幼稚園児でも大丈夫そうです。 -
うまれたときから女王になるためのしつけを始められたコーラひめ。
いやだと思ってもいいかえすこともできなかったひめをたすけるためにやってきたのはワニ。
コーラひめをいちにち自由にさせるために身代わりになりますが…
ワニなりに一生懸命なところが笑えます。
子どもに期待して、過密スケジュールにしてしまうのは、一般人である私達にも思い当たることがあるかもしれません。
一人読みができるようになった子におすすめ。 -
コーラ姫が誕生した時、王様とお妃様は、喜びました。二人は美しい姫の誕生を心から嬉しく思ったのです。しかし、すぐに心配になりました。この子が将来立派な女王になれるか。そこで女王として身につけてほしいことをどんどんやらせました。7歳なのに大忙しのコーラ姫です。
そんな生活にウンザリしているコーラですが、ある晩すてきなことを思いつきます。犬を飼うことです。お世話係とお妃も王さまに相談してもきいてくれないので、名付け親の妖精に、ペットを飼わせてくれない。助けてと手紙を書きます。
次の朝、ワニが贈られてきました。
ワニはコーラ姫の代役をかってでたので、姫としてやるべきことはワニに任せて、コーラは外に出かけることにします。
ワニは元気で、はちゃめちゃで、コーラを教育していたお世話係、お妃、王さまをやり込めでしまう。痛快だ。コーラ姫もワニも可愛い、大人たちさえ可愛い。絵も素晴らしい。 -
ユーモアがあってたのしいおはなし。私は結構好きだな。
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ぼくも、ようせいに、お手紙を書いて、ねがいをかなえたい。
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子どもに勧められて。
英才教育が嫌になった姫が妖精に犬を飼いたいと頼むと、やってきたのはワニ!
ワニが1日お姫様の代わりをする事に!てんやわんやの末、姫が普通の子のように生活できるようになり、よかった、よかった!