あたまをつかった小さなおばあさん のんびりする (世界傑作童話シリーズ)

  • 福音館書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834085242

作品紹介・あらすじ

1970年の刊行から長く読み継がれてきた傑作童話『あたまをつかった小さなおばあさん』の続々編が登場です。これまで日々の暮らしのあれやこれやの困難を、頭を上手に使って(ときにはとんちんかんに見えるやり方で)切り抜けてきたおばあさんですが、3作目ではとうとう解決すべき問題もなくなってしまいます。浮いた時間をどうやってすごそう? と頭を悩ませるおばあさんのもとに、占い師がやってきて未来を占ってくれます。

感想・レビュー・書評

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  • のんびりする 目的で忙しくなってしまう小さなおばあさん。

    大きな石を運んだり、スキーをしたり、舟に乗ったり、元気!

    シリーズ3作目の挿絵で、頭に濡れたタオルを巻いて指を鼻の横に当て、目を閉じてよく考えているおばあさんの様子が見れた。

    子どもだったら、真似するよなぁ。

  • スキーの話は、オチは読めてたけど笑える。
    手こぎボートは返さなくていいのかしら。行商の人、今も使ってるんでしょ?
    あと、新しい家のドアはいいとして、元の家のドアは…!?

  • 基本図書の続編、気になっていたので図書館で借りた。

    【もくじ】
    あたまをつかった小さなおばあさん
    おばあさんが、のんびりした話
    おばあさんが、手相をみてもらった話
    おばあさんが、りくの上をりょこうした話
    おばあさんが、水の上をりょこうした話
    おばあさんが、スキーをつくった話
    おばあさんが、じょうずにスキーをした話
    おばあさんが、石がきをつくった話
    おばあさんが、うちをぱあっとあかるくした話
    (原題『The Little Old Woman Carries On』1947年)

    おもしろかったです。
    自分で読めるのは中学年からですが、読んであげれば低学年から楽しめます。
    「つぎはどんなふうにあたまをつかうのかな?」と、小さなおばあさんと、小さな子どもとで知恵比べ。
    「またこんなこと言ってる! ちがうよ!」と笑えそうです。
    大人の私は、おばあさんがジプシーにだまされているのにはらはらして、かつ気の毒に思ってしまいましたが、子どもにはおもしろいのかも。
    スキーをつくるくだりでは、まあ、自分で発見するってことが大事だよね、と思えます。
    大人が読むと風刺みたいに見えるのですが、純粋に笑い話でいいのだと思います。
    自分のあたまで考えるって、大切で難しいことですよね。
    見返しのねずみの絵がとってもかわいいです。

  • 久しぶりのシリーズ新刊。あいかわらずのおばあさんに、笑いがこぼれますけど

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著者プロフィール

ホープ・ニューウェル 1896年、ペンシルヴァニア州ブラッドフォードに生まれた。シンシナティで看護学を学び、卒業後、第1次大戦中は従軍看護師になった。戦後はソーシャルワーカーになり、1965年に火事で亡くなるまでその仕事に従事した。彼女はカリフォルニア州の果樹園で5年間過ごしたことがあり、そのときまだ幼かった息子にいろいろな話をしてあげたという。のちにそのときの話を書こうという気になったのが著述を始める動機となった。著書に『あたまをつかった小さなおばあさん』(福音館書店)がある。

「2019年 『あたまをつかった小さなおばあさん のんびりする』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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