おもち (幼児絵本シリーズ)

  • 福音館書店
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本棚登録 : 483
感想 : 29
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  • Amazon.co.jp ・本 (24ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834086355

作品紹介・あらすじ

おもちを焼きましょう。網の上におもちをのせて、さあ焼こう。じりじりじりじり、おもちがだんだん熱くなる。ちりちりちりり、ほんのり裏が焼けてきた。もう焼けたかな? まあだまだ、もう少し――。おもちに焼き色がつき、ふくらむ様子を美しい木版画で描きます。おもちが焼けたら、磯辺焼きに、あんこもち、きなこもち、おいしそうなおもちをたくさん作って、さあどうぞ召し上がれ。おもちを焼いて食べるうれしさ、楽しさがつまった絵本です。

感想・レビュー・書評

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  • 勝手に始めた「人気の絵本の特徴を見つけよう」の試み18冊目。
    おもち七輪で焼いて、味付けするまでがイラストで描かれた作品。
    お餅が膨らむ様子や、完成したお餅がおいしそうで、お正月にぴったりの作品。

  • おもちが焼けていくのをじっくり描いた絵本。
    匂いまで伝わってきそう。

  • 木版画で表現されていることにびっくりしました。

  • ひばちの上に網をのせて、四角いおもち、丸いお餅を焼きましょう

    〇お餅のあじが口の中に広がってきます。
    お餅の表面がパリッと割れてプクッとふくらむののなんておいしそうなんだ
    火鉢も丁寧に描かれている。
    贅沢だなあ。

  • 網の上におもちをのせて、焼く様子が描かれる。じりじり、ちりちりちりり、ぱりぱりぷくり、ぷぅぷく、ぷぅーぷく。おもちが焼けたら、磯辺焼き、きなこもち、あんこもち、からみもちにしていただきまーす。木版画で描いた絵本。
    (23ページ)
    ※絵本を見ていると熱々のおもちが食べたくなる。

  • 幼児向け絵本。
    初出はこどものとも年少版。
    どうも私はこの食べ物を題材にした絵本が好きで、こどものともを愛読していた時も、食べ物絵本の月が楽しみで仕方なかった。
    子供たちは思ったより本好きにはならなかったが…

    なかなか今はない、火鉢の上で、角餅、丸餅を焼く。
    だんだん餅が焼けてくるイラストはワクワクするし、見事なものだと感心する。
    我が子は「食べたーーーい」と唸っていたが、私もだよーーー!
    夏だけど、お餅はいつ食べてもいいんだよ。

  • いいねぇ〜♪
    においが漂ってきそうだ。
    あー、お腹すいた!

  • 2023.1.16 2-1

  • こどものとも年少版2018年1月(通巻490)号の書籍版。
    何度読んでも美味しそう!きなこの粉末はおそらく版画以外で描いているところ、雑誌版読了時と同様に残念と思う。なんとか版画で表現してほしかったなあ。

  • 絵がとても美しいです。
    まだオノマトペが好きな2歳娘に
    12月、季節の本を探していて地元の書店で
    見つけました。
    とてもおすすめだそうで。

    おもちを丁寧に焼いていく、
    その時間のなんとわくわくすること。
    絵面はそんなに変わらないけど、
    それがまたその時間の流れの緩やかさを
    表しています。

    お正月にぴったりのえほん。

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著者プロフィール

彦坂木版工房の木版画家。
木版の素晴らしさを伝えるため展示会や木版のワークショップを行う。
2012年よりイラストレーターとして活動をはじめ、広告や食品のパッケージ、雑貨のイラストなどで幅広く活動。
絵本『パンどうぞ』は、2015年ボローニャ国際児童図書展「Books&Seeds」に選定された。ほかの作品に『ケーキやけました』『コロッケできました』『スープになりました』『くだものぱくっ』『パンふわふわ』(講談社)、『おもち』(福音館書店)がある。

「2022年 『おすしのえほん へい おまち!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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