ここが わたしの ねるところ せかいの おやすみなさい (福音館の科学シリーズ)
- 福音館書店 (2022年2月4日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784834086447
作品紹介・あらすじ
世界各地のベッドタイムを、美しいししゅう工芸でつづった絵本。子守歌のような言葉が、読む人を安らかな気持ちにさせてくれます。ハンモック、敷物、布団、ベッド……人々は心地よいねむりにつくために、それぞれの土地の風土に合った寝具を工夫しています。さむい国では、あたたかい暖炉のそばで、あつい国では、すずしい庭や屋上でねることもあります。各場面には、その土地の気候や生活様式にふれた一文が添えられています。
感想・レビュー・書評
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世界には色々な寝場所があるんだなぁと知れる一冊。
中庭で寝るの、やってみたいなぁ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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ベスト 『ここがわたしのねるところ ーせかいのおやすみなさいー』 | 教文館ナルニア国
https://www.kyobunkwan.co....ベスト 『ここがわたしのねるところ ーせかいのおやすみなさいー』 | 教文館ナルニア国
https://www.kyobunkwan.co.jp/narnia/archives/weblog/345552022/03/09
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寝床、寝ている子ども…だけでなく、家や外の様子までがすべてすべてすべて!刺繍!!
刺繍のふっくらした温かみが、安全な場所で安心して眠れることのしあわせをも、伝えてくれます。
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福音館書店の子ども雑誌「たくさんのふしぎ」絵本のような1冊。
やさしさとあたたかさあふれる刺繍と文章で、いろんな国の子どもたちが眠る環境を紹介しています。
どのページもまるでタペストリーのようで、眺めているだけでも「ほほほぅ〜」となってしまいます。
絵本のおわりには、刺繍を制作されたサリー・メイパーさんと、訳者のまつむらゆりこさんによるあとがきが載っています。
それを読むと、安全で安心できる環境で眠れることは当たり前ではなく、あらゆる人たちの努力が折り重なって維持されている奇跡のような空間と時間であることを、ひしひしと感じます。
どんな時代であっても、どんな国に生きていても、この絵本のなかの子どもたちのように、安心してぐっすり眠りにつけるような世界であってほしい、そんな世界でなくてはいけないのだ…
そんな世界でいるために、オトナたちはどうしていけばいいのか、考えて行動していってほしいという静かな訴えをもまた、感じたのでした。 -
丁寧に手芸で作ってあるページがきれいです。
いろんな国のいろんな部屋で寝ている子供たち
勉強になります。 -
ハンモック、敷物、布団、ベッドなど、世界の人々がそれぞれの土地に合った、心地よい眠りを工夫している。「水に揺られて、たぷたぷと、ここが私の寝るところ」「そよ風吹いて、ゆらゆらと、ここが私の寝るところ」などの子守歌のような短い言葉と、美しい刺繡工芸で、子どもたちの眠り方を紹介する。(32ページ)
※手縫いの刺繡に心惹かれる。 -
世界のこどもたちがどんなねどこで寝ているかわかって楽しい!刺繍は素敵だけどイラストでも良いかな?とは思った…。(刺繍でメルヘン感がかなり強まっているので)
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世界各地の寝る場所や寝具についてを刺繍で描いています。日本の畳と布団も登場します。作家は米国人。
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手仕事、と呼びたい素晴らしい刺繍で描かれた一冊。図書館で見つけました。
「こんなとこまでチクチクしてるの!?」と舌を巻く繊細さで一場面一場面描かれていて最初に見たときはストーリーそっちのけで刺繍ばかり見てました。手芸というものを全く嗜まない人間からするとその根気の良さにも心から敬意を評したい。手元に置いて何回でもじっくり眺めたい一冊ですね。