ゆかしたの ワニ (こどものとも絵本)

著者 :
  • 福音館書店
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本棚登録 : 422
感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834086614

作品紹介・あらすじ

僕の家の床下にはワニがいる。僕は夜になると大きな歯ブラシを持って、ワニの歯磨きをしに降りてゆく。床下のワニは巨大で、大きく開けた口はまるで洞窟のよう。奥歯を磨くときはワニの口の中に入らないといけないけれど、危なくなっても七つ道具があるから大丈夫。詩人・作家のねじめ正一さんによる、ちょっとスリリングで不思議な世界を、漫画家・イラストレーターのコマツシンヤさんが緻密かつ遊び心溢れる絵で描きました。

感想・レビュー・書評

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  • 歯磨きをしている男の子(主人公)がワニの口から脱出する様子がユーモアにあふれていて可愛い。
    個人的なよみきかせのタイミング:歯磨きに興味をもったら、自分で歯磨きをし始めたら

  • 7つ道具を引っ提げての命がけのワニの歯磨き。
    そりゃ、疲れてぐっすりと寝られるはずだわ。

  • 4歳〜。
    床下にワニがいるという世界観が面白い。
    コミック的な絵柄で構図に迫力がある。
    本があまり好きでないお子さまにもおすすめ。

  • 3歳6ヶ月。よんで〜、と何度か持ってきました。

    動物園で見たワニが迫力ありすぎて、トラウマ気味の息子が興味津々で見てました。

    「うちも床下にワニいるの?」と怖そうに聞かれます(笑)
    想像力豊かな怖がりさんには不向きかもです。

  • 4分くらい。
    ぼくんちの床下にはワニが住んでいて、夜になると僕はワニの歯磨きをしに床下へ…。
    おとなしく磨かれているようで、ちょっと食べたい気持ちもあって、割と危険と隣り合わせなのが面白い。

  • ゆかしたに住むワニの歯を磨くおはなし。へんなはなしではあるけれども、絵がかわいいので、気にならない。

  • 図書館本。次女に借りた本を長女がもれなく読むシリーズ。床下のワニの歯磨きをする。ワニの口をつっかえ棒で固定して、歯ブラシ。最後はコショウをふって…。可愛いらしいイラストで長女は気に入ったとのこと。

  • 結構気に入っていた。ゆかしたに住むわにに歯磨きをするというなんとも奇妙な展開の絵本。

  • #コマツシンヤ さんの絵が可愛らしい絵本。
    男の子がワニの歯を磨いてあげようとすると、ワニがおとなしく口を開くところもいいね。

  • 《図書館》【再読】床下に、あんな大きなワニがいたら、恐怖だなあ。そのワニの歯磨きをしてるって、凄いなあ。

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著者プロフィール

ねじめ正一
1948年東京都生まれ。詩人、作家。 
詩集『ふ』(櫓人出版会)でH氏賞、『高円寺純情商店街』(新潮社)で直木賞、『荒地の恋』(文藝春秋)で中央公論文芸賞、『商人』(集英社)で舟橋聖一文学賞、『まいごのことり』(佼成出版社)でひろすけ童話賞、『ひゃくえんだま』(鈴木出版)でけんぶち絵本の里大賞びばからす賞を受賞。
主な児童作品に『ぞうさんうんちしょうてんがい』(くもん出版)、『ずんずんばたばたおるすばん』(福音館書店)、『みどりバアバ』(童心社)など多数ある。

「2022年 『たんていベイビー きえたヤギのおばあさん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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