シティ・ライツ・バースデイ (eyesコミックス)

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  • Amazon.co.jp ・マンガ (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834264999

作品紹介・あらすじ

αとΩ。その中でも特に強い結びつきを持つふたりは、「運命の番」と呼ばれる──。
あるホワイトクリスマスに、βの東馬は、Ωのまほろと出会う。怪我をしたまほろを手当したお礼にと、セックスの手ほどきを受ける東馬。風俗に勤めるまほろは、お金を貯めながら、幼少期に出会った“運命のα"を捜しているという。
まほろに惹かれてしまった東馬は、せめて役に立ちたいと「運命のαを一緒に探します」と提案。受け入れてもらったものの、二人で過ごすうち、まほろへの想いは膨らみ続けていった。
そしてまほろも、運命を求めながら、東馬へ名前のつけられない感情を持ちはじめ……。
「あなたは、ちゃんと運命の人と幸せになってください」
確かな“運命"を前に、ひたむきに生きる二人と一人の、切なくも優しい恋の物語。

感想・レビュー・書評

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  • オメガバースの運命の番設定をキャンセルするBLマンガです
    BSS設定を下敷きに、当て馬同士が収まる流れです
    風俗キャストと大学生のカップリングです

    両者とも初恋が実らず、慰めあって結ばれます
    オメガバースの運命設定は、ハッピーエンドに使われることが多いです
    本作はそれを障害に用いています

    受けが初恋相手から手紙で振られるシーンで決着がつき、攻めを選んで結ばれます
    10年以上前の初恋相手に懸想した末であり、両片思いだったことが明かされて振られます
    エロさは控えめで、悲恋に湿り気を添えることに腐心している印象でした

    絵が読みやすく、探索パートでもサクサク読めました
    絵柄的に感情強い感じではなく、キャラたちはキレイに泣きます
    話作りがパズルみたいで、分かりやすかったです

  • こ、これは…
    オメガバース界ではかなり珍しい結末なのでは?
    まほろもスケッチブックの君も運命を感じ、お互いを探していたのになかなか出会えなかった…
    スケッチブックの君は、
    再会するまで待てなかったわけじゃない。
    再会を諦めたわけでもない。
    長い年月の中、ただちょっとだけ「もうムリなのかな」と思ってしまった隙間にひらりとはまってくれた人がいたのだろうなぁと思いました。
    そしてまほろも。
    慕って、そばにいてくれる人の存在は大きい。

  • 良い。とても。あとがきを読んで改めて納得です。

  • 再読。
    改めて凄く良い作品。ただしオメガバの変化球ものなので、オメガバが初めてという方にはお勧めしない。王道を何作品か読んでからの方が、この作品の素晴らしさにより気付く事が出来ると思う。

    あらすじを恐ろしく短く言うと、
    子供の頃、一度だけ出会った運命の番、蓮(α)を10年以上探し続けるまほろ(Ω)。探偵事務所への費用のために働く風俗で知り会った東馬(β)と、一緒に蓮探しを始めるが・・・。
    うわあーまた思い出して泣ける(ToT)。
    でも安全安心のハッピーエンドだよ(^o^)/

    まほろと蓮が出会った瞬間「運命」が二人の中に宿り、離ればなれになってもまほろは十数年ずっと大切に、それを胸に抱いて温めてきたんだね。
    結果としてそれは孵ることはなかったんだけど、それを選んだのはまほろ自身で。蓮との最初で最後の電話での会話が・・・あああああもおおおおおうヽ(´Д`;)ノ
    でもハッピーエンドだよ!!

    とにかくたくさんの人に読んでもらいたい
    あとこれ読んでからたこ焼きをみるときゅんとする。

  • 良すぎて言葉が要らない

  • ぼろぼろに泣きました。運命の番と、好きになった人。どっちもあっていい。
    どうか、みんなが幸せでありますように。

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