COLD FEVER (ビーボーイノベルズ)

著者 :
  • ビブロス
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本棚登録 : 169
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784835216270

感想・レビュー・書評

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  • 数年後にまた読み返したいなと思うBLでした。記憶喪失ものなんですが、記憶喪失ものの様式美というか、お約束の萌えどころってあるでしょう、「こう来るだろうな」っていう。そういうの、ビリビリビリビリ~って破いていかれて、でもちょっとセロハンテープで直して提出しました!みたいな感じでした。うわーびっくり、なんで?でも嫌じゃない、むしろいい、痛いけど気持ちいい!みたいな、そんな風でした。この感じは、木原さんの作風全体を通してそういう印象を受けるんですが。何年か経ってお話の流れを忘れたら、また読んで、びっくりしながら萌えたいです。

  • 激しいなぁ。もう…。

  • 三部作の三冊目。
    三冊出るまで待って、それからまた数年寝かせて読みました。
    胸が苦しくなるシリーズで、人に簡単にオススメできないけど、自分にとって大切な本になりました。

    こころに余裕がある時にだけ読み返します。大事な大事な作品です。

  • 極度のツンデレ好きと言わしめられた一冊。
    兄弟(血の繋がりは無い)の愛憎劇???
    …紆余屈折はありつつもハッピーエンドなので良いのです。
    木原さんの本は沢山出版されてますが、これと『眠る兎』と『あのひと』が特にお気に入り。

  • シリーズ最終巻。木原さんの本領が発揮された巻。全館までとのギャップがありすぎです。かなり痛いけど最後はジーンとさせてくれました。シリーズの中ではこの巻が一番好きです。

  • COLDシリーズの完結編です。
    もう感動も感動で涙が止まらないラストでした。

  • 出版社/著者からの内容紹介
    記憶をなくし、目覚めた時に透の時間は六年経っていた──。周囲に愛されていた“もう一人の自分”の影に苦しみ、さらに、誰よりも憎んでいた男・藤島と同居していたことに驚愕する。藤島に見守られ、失くしかけた夢と歳月を取り戻そうとする透だが、藤島の裏切りが明らかになり──! ハート激震、話題沸騰のCOLDシリーズ、ここに完結! 加筆&書き下ろしありのこのクライマックスは絶対見逃せない!!

  • COLDシリーズ3冊を1日1冊のペースで読みました。甘くない設定、登場人物たちの悩み・葛藤に、読んでいて非常に重厚なものを感じました。本当にこれは、読んでよかったです。BLに余程抵抗感があるというわけでなければオススメしたいシリーズです。ただし、1冊目の〜SLEEPが絶版で、手に入れるにはオークションくらいしかないかも……。

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著者プロフィール

高知県生まれ。1995年「眠る兎」でデビュー。不器用でもどかしい恋愛感情を生々しくかつ鮮やかに描き、ボーイズラブ小説界で不動の人気を持つ。『箱の中』と続編『檻の外』は刊行時、「ダ・ヴィンチ」誌上にてボーイズラブ界の芥川賞作品と評され、話題となった。ほかの著書に『秘密』『さようなら、と君は手を振った』『月に笑う』『ラブセメタリー』『罪の名前』など多数。

「2022年 『コゴロシムラ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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