- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784835443041
感想・レビュー・書評
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「君のもっているもの何かおくれ」とゾウは鼻をのばす。「ピーナッツちょうだい」とクマは口を開け手を挙げる。イヌを呼ぶとき舌を鳴らして膝を叩くだけ「トウッ、トウッ、おいで」と。動物の仕草を見ても分かるように、人は手振り身振りだけでコミュニケーションをはかることができます。母さんに抱き着いて腕をまわすとき、喧嘩して睨めっこするとき、美味しそうなケーキを前にしたとき、飲みたくない薬をまえにしたとき・・・。『クリスマスまであと九日』でコルデコット賞を受賞したマリ-・ホール・エッソ(1895-1984)の版画絵本。
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「ゾウがはなをのばします。ねえさんがいえのうしろにかくれ、そっとのぞいています。かあさんにうでをまわして、だきつきます。「ことばをつかわなくても、みぶりてぶりだけで、これだけいろいろなことをつたえられるんだよ」と、エッツのあたたかいメッセージが伝わってくる一冊。」
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たしかに、言葉にしなくても、分かることが沢山ありますね。
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子供のジェスチャーに注目したところがおもしろい。
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どうぶつたちも、かぞくも、言葉なくてもつたわることがたくさん描かれてる。そしてやっぱり、愛がなくちゃこんなに素敵に表現できない。
どうぶつたちと、家族と。
そしてこの作品は仕事のうえでのパートナー、編集者のメイ・マッシーに、捧げられてる。
静けさの中、幸せあふれる会話のあとの優しい沈黙。 -
言葉を使わずに表現できることってたくさんあるなぁ。
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ストーリーにはなってないのですが、読んでいるうちに情景が膨らんできます。
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喋らなくても気持ちは行動で表せる。
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世界に色を塗ろう