完訳 オズのふしぎな国 《オズの魔法使いシリーズ2》 (オズの魔法使いシリーズ 2)

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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784835447667

感想・レビュー・書評

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  • オズの魔法使いシリーズ第2巻。

    今回はチップという少年が主人公。でも舞台はオズの国だし、かかしときこりも出てくるし、続編っぽさ満載。
    オズの大魔法使いの扱いが前作と違うような……と思っていたら、訳者解説できちんと話題に上げてくれていました。

    とにかく今回の話は面白かった!!下手したら前作より面白いかも……(笑)
    冒険あり戦いあり謎解きあり……ラストは普通に驚いた!あの婆さんにそんな力があるとは!!
    前作では優しいだけのグリンダもくるくる感情が変わって良かったし、ネズミの女王も出てきてほくほく。

    次巻ではドロシーが復活するみたいやし、これは是非読まなきゃ。

  • 今回は、ドロシーではなく、チップが主人公のお話。1巻でおなじみのキコリとカカシも登場。
    最後はチップが魔法にかけられていたことに驚き、ジェンダー問題もさらりと扱っているのだなと感心しました。
    姿形が変わっても、友達。というのは素敵ですね。

  • 魔法使い大好きな娘へ。
    魔法系の本を探して読破していく中、そういえば、オズの魔法使いって全て読んだことないなぁと、
    よく知っているつもりのお話だけど
    こんなにシリーズがあるなんて。全15巻。
    どんな展開になるのかな。

  • オズの魔法使いの続編。

    前作以上に変わった登場人物が出てきます。
    かかしやブリキの木こりも再登場。
    主人公のチップが良い子なのか悪い子なのか微妙なところも面白いです。

    子供の時に読んで以来なので、とても新鮮な気持ちで読めました。
    オズマ姫の正体には驚かされます。

    小学生の子供はジャック・カボチャアタマやノコギリ馬、クルクルムシが大好きになったそうです。

  • 「外国の本っておもしろい! ~子どもの作文から生まれた翻訳書ガイドブック」の「4. ミステリー」で紹介されていた10冊のうちの1冊。

  • 一巻より好きだった。
    ブラックユーモアもいっぱい。
    女性の考え方とか、幸せとは何かとか盛りだくさん。
    最後はサラッと切ない話もありつつ、大満足。
    続きが気になる。

  • オズの魔法使いの続き。
    不思議な冒険がおもしろい。
    ちょっと怖くなったから、俺って、生まれたときから本当に男だったよね?
    ってお母さんに確認してしまった。

  • Original title:The Marvelous Land of OZ.
    読み始めは祖母を敬わないチップに腹が立ちましたが、こんな祖母であれば仕方がありません。

    かかしがジンジャー女将軍に玉座を乗っ取られて、ブリキのきこり ニック チョッパーに再会した時は感動しました。
    これでDorothyが登場してたらもっと良かったのですが。
    元人間なので、結構綺麗好きというのは納得が行きました。

    南の女王であり魔女でもあるグリンダ。
    前巻では終始にこやかだったので大声を出したり、騙されて腹が立ったりするなど、こんな一面もあるのかと驚きました。

    そしてオズマ王女の正体を知った時の驚きは本当に言い表せません。
    祖母の魔法で男の子として育ったから、女の子に戻っても口調は暫く元のままと思っていたのに、すっかり順応しています。
    王位を取り戻し、彼女のこれからの治世が楽しみです。

    このseriesは本当に面白い。
    当時のUSAの子供らが夢中になった理由が解ります。

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著者プロフィール

ライマン・フランク・ボーム
1856年、アメリカのニューヨーク州に生まれる。裕福な父親をもち、病弱だった少年時代は、家庭で教育を受けながら、読書や詩作、物語の創作をして過ごした。新聞の発行や演劇の興行など、さまざまな職をへたあと、四十代で童話の創作を始め、1900年に発表した『オズの魔法使い』で大成功を収めた。以後、読者の要望に応えて全14巻のオズ・シリーズを執筆している。1919年逝去。彼の死後もオズ・シリーズは他の作家によって書きつがれた。

「2022年 『オズの魔法使い』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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