にせあかしやの魔術師

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  • 復刊ドットコム
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  • Amazon.co.jp ・本 (118ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784835451084

作品紹介・あらすじ

-ぼくは、このにせあかしやの林を修業の場にしている魔術師だ。あかしやの花のさく夜に、ぼくは、あかしやの妖精をよびだそうとしているのだ…おとうさんの誕生日、すっかり暗くなった、学校からの帰り道でふしぎな魔術師と出あったタケシの冒険が始まります。小学校中級向け。

感想・レビュー・書評

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  • とにかく魔術師が妖精を作るシーンが美しく、心に残ってます。
    林明子さんの挿絵と裏表紙がまた最高で、とても印象的でした。

  • 45年前のいのししの剥製、にせあかしあの魔術師(゜゜;)と少し怖い雰囲気で始まるけれど、魔術師が少し優しかったり、いのししと遊んだりで楽しいかも(゜.゜)?ていう気持ちになってくる(^^;)じゃがいもいのししが走る姿を想像して「うわっ♪欲しい!(*゚Д゚*)」と思った(^^)

  • 題名にはとても惹かれたのだけれど・・・
    もうひとつかな

  • あたりがすっかり暗くなった学校の帰り道に、小学生のタケシはふしぎな音をさせた黒い岩を見つけました。岩のくぼみにある水がぶくぶくと音をたてていたのです。思わず、ズボンのポケットに入っていた黒曜石のかけらを水たまりへ投げこんでみました。その時、あかしや林から黒いレインコートをきた青年があらわれたのです──。
    男の子が魔術師と名乗る青年の、妖精を呼ぶための手伝いをするお話。1981年に大日本図書から刊行された本作を復刊したもの。本屋で見つけ、表紙に一目惚れ。図書館で予約し読了。古き良き児童文学って感じですね。まるで夢の世界に浸っていたような、でも魔術師の容姿があまりにも似ているからもしかして……と想像を掻き立てるところが。最初は物語に入り込めなかったのですが、魔術師が黒曜石を使って周囲を灯す場面からスルスルと頭に入っていきました。林明子さんの絵って、可愛らしい明るいイメージが強かったので、白黒そして怪しい挿絵を見ることが出来たのも良かったです。

  • 復刊本。

    イラストは、林明子さん!

    お父さんは、あの青年の魔術師だとおもうなぁ。

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著者プロフィール

征矢清 1935~2008年。長野県に生まれる。早稲田大学第二文学部露文科卒業。絵本に『はっぱのおうち』『おおきくなりたい こりすの もぐ』、童話に『やまぐにほいくえん』(以上、福音館書店)『かおるのたからもの』(あかね書房)『ガラスのうま』(偕成社・新美南吉児童文学賞、野間児童文芸賞)などがある。

「2017年 『ひよこさん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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