右肩下がりの君たちへ (ぴあ書籍)

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  • ぴあ
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感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (198ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784835628769

感想・レビュー・書評

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  • ●読んで得たもの
     現在の社会構造に対する、さまざまな分野で活躍している20代から40代の人々の考え方

    ●感想
     津田氏、木村氏との対談が興味を持って読めた部分。
     現代社会の何が問題であって、それを改善するためにどのように対応していけばよいかということを読み取るのが難しかった。
     他の本では、この本の対談者と反する意見が書かれているものもある。
     対談者の考えを述べるだけでなく、反対の意見や考えに対する反論も知りたかった。

  • 若手エリートの方々との対談方式の本。
    いろんな専門家との対談なので、話題も多岐にわたる。
    どの方面の話にもついていける著者がやはり凄い

  • 佐藤さんについては僕はまだよく知らないのだけど、対談相手の人たちが好きな人たちだったし、楽しそうに対談している雰囲気と、対談のテーマも参考になって、読んでいて楽しかった。最近ちらほらと読書してるけど、やっぱり対談好きだー!

  • 元外交官で今は作家の佐藤優と若手論客との対談集。

    佐藤優の若手論客の分析が的確で、対談内容もバラエティに富んでて面白かった。

  • 津田大介(1973)古市憲寿(1985)萱野稔人(1970)木村草太(1980)荻上チキ(1981)という5人の知性と佐藤優さんの対談。
    佐藤さん個人の著書や、年配のかたとの対談とは違った、面白い話が聞けてとても良かったです。
    また雑談(余談)として佐藤さん個人のことで、私にとって初耳の内容も。たとえば次の三つ。

    「佐藤さんはmixiのことはわからない」
    「佐藤さんは二回結婚している!」
    「佐藤さん父方の祖父は、結婚してから、祖母を初めて見た時の印象を本人に言った、よせばいいのに。
    祖母は結婚して60年たっても思い出しては烈火のごとく怒っていた。
    (私もこういうタイプなので、そうならないように気を付けたいと思いました)」

  • 304

  • 対談なので読み易い。タイトルは身もふたもないが、内容はしっかりしている。

  • 面白い!対談がミソ。え、今の話ってそうなの?そっちの方が気になる!みたいな。通りすがりにちょいちょい鋭い観察が出てきてワクワクする。結婚の項は特になるほど納得!佐藤ブランドの他の対談もぜひ読みたい。

  • 佐藤優氏と5人の若いリーダーたちとの対談。
    ・SNSでは自分の好きな情報にしかアクセスしなくなると、自分に近しいコミュニティの話題が世界の多数派の意見のように感じてしまう「エコーチェンバー現象」を起こしてしまう。
    ・やみくもにネットサーフィンをして情報を集めるよりも、専門で情報を提供してくれる有料サイトを活用する方が時間というコストに大きな差益が出る。
    ・成功者には、「努力」や「能力」だけでなく、その背後にある環境的要素や社会的要素は無視できない。
    ・自分探しとは、旅をしたりして新たな発見をするよりも、自分自身を掘り下げる方が良い。そのためには、自分のことを知っている親、友人、職場の人などに話を聞くと、自分の価値を見つけることができる。
    ・教育格差などは、日本でもイギリスのような階級社会が出来始めているのかもしれない。
    ・専門家の実力は書評で分かる。書評力がある人の意見は信じられる。
    ・様々な分野で自分が信頼できる専門家を確保しておく。そうすれば、メディアや世論がおかしな方向に行っても自分で判断できる。
    ・家族円満の秘訣は食事を一緒に取ること。

  • 前書きだけ読んで、早くも泣いている。

    佐藤さんは相手のよいところを引き出す力と優しさを持っていると感じた。

    「組織の掟」を読んでおくと、いくつかのエピソードが紹介された箇所について、より理解が深まると思う。

    内容としては、生活と思考に余裕のある人向けになっていて、私のような凡人には合わないと感じた。もしくは、読み取れない程度だから対処を考えても無駄ですよ、ということかもしれない。

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著者プロフィール

1960年1月18日、東京都生まれ。1985年同志社大学大学院神学研究科修了 (神学修士)。1985年に外務省入省。英国、ロシアなどに勤務。2002年5月に鈴木宗男事件に連座し、2009年6月に執行猶予付き有罪確定。2013年6月に執行猶予期間を満了し、刑の言い渡しが効力を失った。『国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて―』(新潮社)、『自壊する帝国』(新潮社)、『交渉術』(文藝春秋)などの作品がある。

「2023年 『三人の女 二〇世紀の春 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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