問題解決のための瞑想法ー瞑想をマスターできるCD付き (内なるモンスターを鎮めて人生を変える)
- マキノ出版 (2012年4月21日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
- / ISBN・EAN: 9784837671770
感想・レビュー・書評
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問題はすべて自分の中にあると、天外さんは説く。でも、ときには相手が境界性人格障害の場合もあるから、逃げてもいいとのこと。あまり、思い詰めないことかなと思った。
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土井利忠さん=天外伺朗の瞑想解説。
・”「怒りの衝動の源」が解消されなければ別の対象を見つけるだけ。”
※本当の解決を目指せ。
・周りの人間との関係で激しい情動を伴う問題点を発見したら、本質的な問題点は自分の内側。
・「いい人」を装うことから脱却しないと問題は解決しない。
※そうしよう。
・自らを律するときに衝動や性格を抑圧すると蓄積され、心理学で「シャドー」と呼ばれるモンスターに育つ。
・シャドーが軽くなってくると、「悪い人」というレッテルを他人に貼らなくなる。
※自分の本心にうそをつくと他人に転嫁したくなる。それがモンスターとなる。
・メメント・モリ=死を想え 死の恐怖のモンスターに支配されない人生
・瞑想に入るとどこかに違和感を感じる。それに焦点を当てて、色・形・大きさ・重さ・質感・テクスチャーの具体的なイメージを浮かび上がらせて実感する。
※感じを言葉にすることで客観視できる。
・「フロー体験」に接地するには、子供時代の楽しい気持ちに戻って朝30分、夜30分瞑想する。 -
深層心理学的に自らの問題を
自分で解決するための瞑想の本ですね。 -
決してオカルト好きではないのだが、こういうスピリチュアルな本、キライじゃなくてたまに読みますw
瞑想のために朝晩に30分の時間を捻出しなければならないのが。。。やりたいことがたくさんあるからなぁ。
でも、本としては面白かった。瞑想をやってみたい気持ちもとてもある。
http://nagoemon.blog56.fc2.com/blog-entry-557.html -
「内なるモンスター」。ああ、なるほどー!と、深く深く納得。どんだけ今まで、このモンスターに悩まされてきたことか。このモンスターに光を充て、ドラキュラが灰になるように自分との付き合い方が見えてくるような、そんな方法を瞑想として紹介しており、毎日の生活に取り入れるようになってから、ちょっと自分のコントロールがしやすくなったなという感覚があります。
モンスターと呼ばれているものはきっと、多かれ少なかれ、誰にでもあるのでしょう。恋愛・仕事・職場での関係性・友達関係・親子関係・・・気付いている人もいれば、自分では気づかず、問題という形で表れてきたり、エゴのように周囲に思われてしまう人もいるんだろうな。この飼い慣らし方というか、「自分との付き合い方」は、人それぞれ持って生まれてきたカルマとの付き合い方のような気がします。 -
(まだ途中)
心理学の知見がどうも説得力があるようには僕には思えない。
それは著者自身がそれをその説の内容を確信的に、
信じているようにはこの本の文章からは受け取れない点にある。
そこはやはり、インテリゲンチャ的だと感じる。
仮説だよ、と責任放棄する様な姿勢を感じてしまう。
スピリチュアル的確信からの言葉ではないと感じる。
バーストラウマの説明はなるほどよく理屈が通っている。
しかしモンスターなんてものは所詮は幻想なんだよね。
あると思うからあるだけだ。要するに観念である。
問題解決のための瞑想とはよく言ったものだが、
観念の問題を解決するために新しい観念を植え付けているだけ。
それはその場では問題解決するのかもしれないが、
根本的には混乱が増していく結果に他ならないだろう。
結局、瞑想法などという人為的な方法論で、
スピリチュアルをコントロールしようというのが旧世代的なのだ。
汎瞑想、ただ見つめることしか本当の問題解決にはならない。
僕は、この本を読んでそう思い新たにした。
誰かに与えられる方法や理屈や観念は何も解決をもたらさない。
自分のあるがままを見つめること、それ以外にどんなやり方もない。 -
実際のセミナー(セッション)内での対話を基にした内容となっているため、現実に即していて具体的で分かりやすいと思います。
母親から誕生するときのバース・トラウマがあるというのはちょっと新しいなと感じました。
ただ、瞑想をまったくやったことがない人の入門書としては難しいかなという感じがするので、本書の中でもお勧めされているように「宇宙の根っこにつながる瞑想法」を読んで、噛み砕いた上でチャレンジしたほうが言いのかなと思いました。