自分の時間 (知的生きかた文庫 わ 1-6)

  • 三笠書房
3.44
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本棚登録 : 137
感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837903697

感想・レビュー・書評

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  • 朝の時間とか夜に90分集中するなど時間の大切さがわかった。

  • 今ある時間をどう過ごすかが、人生の質を高めることに繋がる。朝の時間や通勤時間を上手に自分のために使う。
    本業以外に知的好奇心を高めることをすることも大事。

  • 「自分の時間」はハードカバー版を持っているので、ハードカバーの方はオフする。
    ところでこの会社の注意点は、文庫本化の際に編集・削除することが多いこと。以前マーフィーの法則の本を読み、文庫本化されていたのを知り省スペース化のために購入したら、 一番好きな部分が章ごと削除されていた。。。文庫本化されるのが希望なのだが、要注意である。(2004.11.14HPの日記より)
    ※2004.11.14購入@横浜市青葉台の書店
     2007.11.18売却済み

  • 特別新しい事が書いてあるわけではないけれど、メモしたくなる事がたくさん!今は当たり前のことでも、ずっと前に書かれていることに驚き。24時間は変えられない、90分一つの分野をとことん勉強して知的好奇心を刺激するなど、私が知りたかったこともたくさんあった。2016/10/5完読

  • デール・カーネギーの「話し方教室」で紹介されていたため読んでみた。内容は時間管理の本である。イギリスらしく、サミュエル・スマイルズの名著「自助論」に似ているところもある。

    特に目新しいことを説いているわけではない。1日24時間は誰にも平等であり、仕事に8時間を費やし、睡眠に7~8時間を費やしたとして、残りの7~8時間をどのように使うかに焦点を当てている。大分前の書籍なので、時代背景が異なっているところもあるが、おおよそ現代にも通じるといえるだろう。

    確かに、日々欲求を刺激するものに囲まれている現代人の方が、時間管理は苦手になっていると言えるかもしれない。膨大な情報や目先の仕事に忙殺されて、1日を右往左往したまま何となく過ごしている人は多いだろう。

    ベネットいわく、1日の時間を最大限に活用するためには、思考を集中させることが大切らしい。勉強がいい例だろう。ながら勉強は結局のところ能率を下げる。仕事でも、短時間で成果を出すためには、集中力は欠かせないだろう。

    また、ベネットは全ての時間を管理することは勧めていない。それは自分を牢獄に閉じ込めることであり、それもまた息苦しい生き方だそうだ。これは私も経験がある。時間管理や効率化は大事だが、やりすぎはまた息苦しさをもたらす。中庸を心がけ、通勤時間や朝の時間、帰宅後の1時間などを利用しようとベネットは説く。

  • 最近、どの様に時間を過ごすべきか考えた時にこの本。1日24時間を有意義に充実して生きるのか?
    仕事が8時間、残りの16時間の中で、自分の興味のあることに少しずつでも計画的に時間を割り当てるかヒントがあった。
    本書の中の「読書好きな方へ」は確かに…考えて読書しようと思った。
    そして…「自分の時間は、他の人の時間でもある」(*_*)には反省しましたわ笑

  • 仕事以外の事にも興味を持ち、視野を広げた方が良いという本。それをしてくと、可能性がより広がります、という本。

  • 難しいことは書いてないので、短時間で読めると思います。でも、知る(理解・把握する)ことと、実践することの間には、「深くて暗い川がある」んですよね。随所に英国的諧謔が散りばめられている感じですが、楽しく読ませて貰いました。

  • 時間の使い方や、意識のコントロールに関して興味深い方法が書いてあります。

    一日は誰にとっても24時間。
    その24時間をいかに有意義なものにするかが毎日を生きていくうえで大切なことです。

    渡部昇一氏の訳ですが、本人によると「私自身の意見のように」思いこんだようです。

    非常に読みやすく、短い時間で読めます。

  • ――――――――――――――――――――――――――――――
    一日が二十四時間であること、ほんとうにわかっているか
    ――――――――――――――――――――――――――――――
    二十四時間の中で、健康な楽しみも、金も満足も尊敬も得ていかなければならない。また、その中で不滅の魂を向上させていかなければならない。35
    ――――――――――――――――――――――――――――――
    実際のところ、楽なやり方、王道などといったものは存在しないのだ。メッカへの道はすこぶる険しいのだ。そして、何よりも悪いことは、結局そこへは決してたどりつけないことだ。55
    ――――――――――――――――――――――――――――――
    知的な能力は絶えざる激しい労働にも絶え得るということである。

    必要とするのは、睡眠は別として、対象の変化だけである――休息ではない。70
    ――――――――――――――――――――――――――――――
    あなたは顔色も悪く、疲れている。

    あなたもまた疲れたと告げる。家にたどりつくまでの間に、徐々に疲労感を意識的に自分の中に作りだすのである。

    私が言いたいのは、夕方六時に自分は疲れているわけではないという事実を直視し、受け入れることだ(事実、あなたは疲れてはいないのだから)。83
    ――――――――――――――――――――――――――――――
    十メートルも行かないうちに、あなたの思考はあなたの監視の目をのがれて角を曲がり、他の事柄と戯れていることだろう。そいつの首根っこをつかんで元へ引き戻すのだ。103

    あの場合は、事情によって集中力が高まり、暴君のように思いのままに、あなたは自分の思考を支配することができたのだ。104
    ――――――――――――――――――――――――――――――

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著者プロフィール

イギリスを代表する作家。代表作に、20世紀英国小説の最高傑作といわれる『二人の女の物語』(岩波書店)がある。

「2016年 『最強の生き方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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