賢い女の「満足生活」: 年収200万円時代

著者 :
  • 三笠書房
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本棚登録 : 41
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837921592

感想・レビュー・書評

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  • 25.6.3
    作者の主観が強くて⭐二つ。
    でも、26〜年配までの幅広い経験談を読めたので、先を読んで準備することは大切だと思った。
    手に職をつけること、今から準備が大切。でも毎月決まった額のお給料が入るのはありがたいこと。その傍らで何かできることをやっていきたい。また、趣味も極めれば指導者となれる。
    薬剤商気になった。
    料理の腕を上げる。
    ネットビジネス。

  • なかなか現実的な本でした。様々な生活を送る女性がたくさん出てきて、これからがっつり稼ぐぞ!と思っている私には正直目を背けたくなるところもあったり・・・ただ、薬種商の話はかなり参考になった!!

    ・貧乏だと創造力が活発に働く

    ・どんな状況でも自分がハッピーだと実感できるかが大事

    ・夫がこけたら、夫婦なのだから、妻である自分ががんばらなければならない。よ
    いときも悪いときも、夫婦なのだから助け合う

    ・1番不幸なことは、お金がないことではなく、好きなことがないことなのである


    ・家を買うというのは、この舞台で勝負しますという自分への誓い。自分さえ楽し
    く輝いて生きられれば、賃貸だろうが分譲だろうがどっちでもいい。自分の家を
    確保しておくこと

    ・習い事をひとつ極めて、月謝をもらえる先生を目指す

    ・薬種商の資格はとっておくと困らない。薬局を開業することもできる。試験を受
    けるには、薬局勤務2年の経験が必要。一年専門学校に通うのもOK。年に一度
    行われる店舗許可試験を受け、合格すると資格が与えられる。合格率は30%

    ・現在、どんなにいい生活をしていても、自分の手で稼げる何かをもつべき

  • 「200万円」は当時最新の女性白書から.
    これで生活している女性30〜60代のインタビューをまとめたもの.

    前に読んだ『プア充』と違い,持ち家派.まだ,頼ることが嫌いな人向けと感じました.

    言葉に棘を感じるところもありますが,ところどころ勉強になりました.


    【以下勉強になったこと】
    ・老後の賃貸は建て替えなどで立ち退きを迫られる可能性がある.
    ・お金をかけず工夫することがクリエイティブを高める(ケチとは違う).
    ・会社辞めてNPOでつながりを持つのも選択肢.
    ・会社にいるうちに次の人生へチャレンジする準備を.以下の3つを紹介.
    A,「芸は身を救う」長い目で見て指導者の資格を得てカルチャーセンターで教えるとか.
    B,薬種商という資格が穴場.
    C,ネットビジネスのススメ.1.ヤフオクに出品してみる.2.自分のホームページで販売する.

    【年収200万円の人の生活費一例】
    東京 67歳 可処分所得15万/月の場合
    家賃 ¥72,000
    食費 ¥22,000(外食無し)
    光熱費¥8,000
    通信 ¥6,000
    雑費 ¥5,000
    介護保険料 ¥3,000
    交通費¥5,000
    その他¥29,000(税金など)

    北海道 35歳 所得不明
    家賃 ¥35,000
    駐車場¥10,000
    保険 ¥35,000(健康保険,国民年金など)
    光熱費¥15,000
    通信 ¥2,500
    食費 ¥30,000(交友費や雑費も含む)

    所得が少なくてもなんとかなることはわかりましたが,課題は安定した収入と劣等感の克服だと感じました.

  • これまでに出会った、いろんな人の人生を想像しながら、一気に読みました。

    ちょっと癖のある著者の言葉に、金銭的に苦労してきた、実家の母の姿が重なってみたり...

    ですが、今の幸せを再確認する作業にもなりました。

    今後、どんな世の中になるかも、不透明なので、自分の手元・足元から引き締めて、さらに堅実に暮らしていこう...と思いました。

  • ネットビジネスで○○万儲ける!の後に読んだのでギャップに驚いた。
    著者はちょっとクセのある方、仲良くなれば楽しそうだけど、付き合い始めはいろいろありそうな感じ。
    内容としては、40、50歳の方向け。なので、まだ私には早いけれど、
    心の片隅に老後、というより40、50歳になった時の事を考えておくのは良いことかな。

  • 独身アラフォー安月給の私が、自虐的に図書館で借りた本。
    お金に執着せず、もっと心豊かに生きていける良いヒントが詰まってた。

    お金持ちの苦労(社長)を毎日見ていて、気の毒に思ってはいたけど、
    自分が幸せであることに気付いてなかった。
    今なら、社長より私の方が幸せだと言える(笑)

  • これは勉強になった。お金がないことはみじめなことではなく、貧乏からいろんなアイディアが出るというのはなかなか深い。
    遺書は書いておく価値があるかもなと思った。

  • 人に頼らないで自分で生きていけるようになるってのが今のわたしの目標かな。。。

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著者プロフィール

松原惇子ノンフィクション作家。1947年、埼玉県生まれ。昭和女子大学卒業後、ニューヨーク市立クイーンズカレッジにてカウンセリングで修士課程修了。39歳のとき『女が家を買うとき』(文藝春秋)で作家デビュー。3作目の『クロワッサン症候群』(文藝春秋)はベストセラーに。1998年には、おひとりさまの終活を応援する団体、NPO法人SSS(スリーエス)ネットワークを立ち上げる。『わたしのおひとりさま人生』『母の老い方観察記録』(海竜社)、『極上のおひとり死』(SB新書)など、著書多数

「2023年 『97歳母と75歳娘 ひとり暮らしが一番幸せ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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