「話す力」の鍛えかた

著者 :
  • 三笠書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837922391

感想・レビュー・書評

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  • 話をするというのは、相手と意思疎通するということ。話をするのは、潜在的な力ではなく、後天的なスキル。

    話材に事欠いたら、したしきなかにはさけとせい。仕事、旅、出身、季節、仲間、家族、ニュース、ハズバンド、サスペンス、健康、道楽、性、生きる。

    言い方ひとつで、好感度は変わる。バカとおバカさん。

    小ネタをストックする。
    おーい、飯の準備はまだか。もう我慢できん。外で食べてくる。
    あと五分待って頂けますか?
    五分で食事の準備ができるのか?
    いいえ、お供させていただこうと思って。

    スピーチをするとき、
    わかりやすくて面白い話
    聞きやすく、親しみやすいこと
    内容がわかりやすいこと
    聞かせ続けるに堪える内容であること
    なんらかの余韻が残る話であること
    話に参加させる
    笑いやユーモアで場面の転換をはかる
    視覚に訴える

    笑いは以下の点を注意。
    わかりやすいこと
    実害がないこと

  • 「当たり前のことだけど出来ていない」そんなコミュニケーションのノウハウが、うまく纏められている。

    ◆"忠告をしてくれる人" の数が人間性のバロメーターである。
    ◆ 相手のプライドを傷つけずに、自分の意思を通すには、「イエス・クエスション法」が有効。
    「そんなこともありますね」「ところでこれはどうでしょう?」

    ◆「聴いていますよ」を合図を送りながら話を聴く。
    ◆複雑な話をする時は、途中で要約したり、相手に理解しているかを確認する。
    ◆犬は貧乏人を差別しない(インドのことわざ) 犬のように好かれるためには、まず相手を好きになる。相手の良い面を見る。
    ◆コミュニケーションで大切なのは、話す技術よりも「聴くこと」。
    ◆相手と打ち解けるには「微笑み」が一番。最初はこわばってしまっても、やがて実体となってくる。
    ◆聴きやすくするために「1言で言ったらなにか」を常に意識して話す。1つの話には1つの柱を立てる。

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著者プロフィール

1926年鹿児島県生まれ。日本で初めて「対話論」(話力学)を講ずる。官公庁等で、話力、話し合いなどの助言にあたる。人間の総合力としての話力理論を開発。著書多数。

「2015年 『元気と幸せを生み出す ほめかたの研究』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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