忘れる力: 「すっきり」「はっきり」「ゆったり」 (単行本)

著者 :
  • 三笠書房
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本棚登録 : 53
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837926948

作品紹介・あらすじ

情報があふれ、さまざまな刺激にさらされる
今だからこそ、必要な「忘れる力」。

余計な思いを捨てる、減らす、消す、流す……
軽やかや心、しなやかな心、強い心になるために、
限りなく自分を真っ新(さら)にする方法とは。

◎「もの」と一緒に「思い」も手放す
◎「つながり」にこだわらない
◎「一人の時間」を持つ
◎「心配」よりも「心配り」を
◎すべてを解決する「時薬(ときぐすり)」とは

たまには、予定や期待や願望から離れてみませんか?
人生の楽しさが変わります!

感想・レビュー・書評

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  • 読んでいて、ほっとする。

  • 「どうしても、過去の体験を思い出してしまう」というのであれば、その記憶を上書きするために何か新しいことをはじめる。新しく集中できる「次」を見つけること。

    考えても仕方がないことは、もう考えない。

    意識して何かを忘れるのではなく、目の前のことに集中することによって結果的に忘れられる。

  • 読みやすくてスッと頭に入ってくる本だった♪
    忘れることは良いこととされていないけど忘れることの大切さを色んな角度か教えてくれます!

    「道は近きにあり、然るにこれを遠きに求む」
    空想を忘れること!

  • ・ネガティブな想いは捨ててしまえば楽に生きることができる。ただし、それができないのが人間である。
    ・嫌な出来事が忘れられない場合は、新しいことを始める。つまり、記憶を上書きする。
    ・人間である限り「執着」はついて回る。それを認め、自分が何に執着しているのかを客観的に把握する。
    →メタ認知
    ・人間は常に何かを求めているが、ほとんどは叶わない。そのことを「求不得苦」という。
    →四苦八苦のうち、はじめの四苦は「生老病死」。残りの四苦は以下
     愛別離苦:愛する人とも必ず別れがやってくる
     怨憎会苦:嫌な人とも会わなければならない
     求不得苦:求めても思い通りにならない
     五陰盛苦:身体や感情、感覚、思い出に囚われる
    ★禅の世界では常に「今」だけを見つめる。過去に戻って反省することも、未来に不安を抱くこともない。

  • 読了。禅宗のお坊さんが書いた本。気持ちがスッキリした。

  • 人に合わせて気を遣ってしまう人や対人関係で悩みがある人向けの本だった。
    物事に惑わされず、マイペースで行く勇気も必要。

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著者プロフィール

平井正修(ひらいしょうしゅう)
臨済宗国泰寺派全生庵住職。学習院大学法学部政治学科卒業。一九九〇年静岡県三島市龍澤寺専門道場入山。二〇〇一年同道場下山。二〇〇二年より中曽根元首相や安倍元首相などが参禅する全生庵の第七世住職に就任。全生庵にて坐禅会、写経会を開催。二〇一六年より日本大学危機管理学部客員教授。二〇一八年より大学院大学至善館特任教授。臨済宗国泰寺派教学部長。『心がみるみる晴れる 坐禅のすすめ』『花のように、生きる。』『「見えないもの」を大切に生きる。』『老いて、自由になる。』(以上すべて幻冬舎)、『山岡鉄舟修養訓』(致知出版社)、『忘れる力』(三笠書房)、『お坊さんにならう こころが調う 朝・昼・夜の習慣』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『三つの毒を捨てなさい』(KADOKAWA)など著書多数。

「2023年 『悩むことは生きること 大人のための仏教塾』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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