人生の教養が身につく名言集 (単行本)

著者 :
  • 三笠書房
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感想 : 103
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837928126

感想・レビュー・書評

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  •  歴史の偉人たちが残した言葉を名言として集めている。正直、名言ではあるかもしれないが、その言葉が生まれた背景や偉人の詳細な考えや考えに至る過程までは載せきれていないため、頭に残るものは少なかった。しかし、本書は名言や名言である理由を知るきっけとして考えると、有益な本だと思う。
    ・不幸を悔やむのは、さらなる不幸を招く近道だ-シェイクスピア
    ・世の中のいざこざの原因は、悪意よりも誤解や怠慢である。‐ゲーテ
    ・ここがロドス島だ。ここで跳べ。‐イソップ物語

  • アマゾンのプライムリーディングで読んだ。

    なんだかお酒の席で会社のえらい人の語りを聞いている気分になるので、ピンときたものだけ拾って、あとは流すくらいのスタンスがちょうどいい。
    書評欄から名著を探すとか、岩波の古典を全部読むとかあったのはこれからやってみたい

  • 教養=人生を面白おかしくするツール
    自分の人生から学ぶには限界がある→
    ビスマルク「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」
    人生の捉え方を左右するもの→知識あるいは教養
    知るという経験→理解している範囲の拡大、深くなる
            →自分の勝手な思い込みを捨てれる
            →クリアに物事を見れる
    達観するためには→歴史を知る必要がある
    →多くの人は社会に希望を持ちすぎる
    →知識がないから客観視できない
    真面目×遊び心◯→良いアイデアが生まれる
    真面目に考えすぎるのは不幸の元
    選択肢が減る→現実を見れるようになる
    うまくいっている時ほど謙抑的になるべき
    人間なんてチョボチョボ→期待するのが間違い
    本当に大変な時助けてくれる人などいない
    →助けてもらえなくても人を恨まず済む
    人間関係は別れるのが基本
    相手の心に任せるのが大事
    自分の思い通りにいかないのが人間関係
    悪口を言う友達を大切にしろ
    →自分を客観視する機会をくれる
    他人はそれほど自分を見ていない
    人からよく見られると言う心→精神を病む原因
    物事に+も−もない→事実に+−の意味付けをする
    前提を疑うことが大事→原点から考える
    →これまでの人生で培った思い込みを払拭する
    斬新なアイデア=既存のアイデアの組み合わせ
    アイデア=知識
    勉強=インプット×アウトプット
    アウトプットが欠けると自分の血肉にならない
    インプット→自分で噛み砕く→自分の言葉にする
    =情報の整理
    歴史を知る→失敗が怖くなくなる
    →ほとんどの人が失敗している=当然の出来事
    恋愛=我慢強さの向上
    l

  • 自戒の念もこめて記録

    ✏「運がいい」というのは、フィンレイソンが指摘しているように、「適切なときに適切な場所にいる」ことなのです。

    ✏「過ぎてかえらぬ不幸を悔やむのは、さらに不幸を招く近道だ」

    ✏「世の中のいざこざの因になるのは、奸策や悪意よりも、むしろ誤解や怠慢だね」

    ✏そもそも、物事とは単なる「事実、出来事」です。 そこにはプラスもマイナスもないのです。

    ✏「人はなんのために勉強をするのか?」
    「自分の頭で考え、自分の言葉で自分の意見を表明できるようになるため」

    ✏ちなみに私という人間は、50%が本、25%が人、25%が旅からできていると思っています。

    ✏衣食足りて、礼節を知る。

  • 自己啓発本の中でもかなり好みでした!出口さんの読書法は参考にしたい。
    本を読むことが本当に糧になっているというか、自分の血になっていることが感じられて、そんな風に私も本を読みたいと思いました。

  • もともとこういった名言集は好きですが、出口治明氏のエピソードや解説がとてもわかりやすくて良いです。
    面白かったです。

  • ・人生の楽しみは「喜怒哀楽の総量」「人間は死ぬまでは、幸運な人とは呼んでも 幸福な人と申すのは差し控えなければなりません」(ヘロドトス)
    ・誰もが、そこそこに善良で、そこそこにずる賢い
     「不思議なものは数あるうちに人間以上の不思議はない」(ソフォクレス)
    ・「偶然」を大切にする人を運がいいと呼ぶ「すべての真の生とは出合いである」(マルティン・ブーバー)

  • 学ぶことの楽しさ、素晴らしさを名言の中から分かりやすく書かれていました。学ばせてもらう事が多く、普段は読まない歴史書も少し興味が出てきました。私の自己啓発バイブルの一冊になりました。

  • お金は畑の肥料.....ばらまかなければ意味なし!

  • 「名言」はその人の考え方や価値観をストレートに言い表した言葉で、枝葉末節を省いたからこそ伝えたいことが理解できた。
    ビスマルクも「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」というほど「名言」からはその人の生きてきた歴史をも理解することができる最強ツールだと思う。

    個人的には「アイデアをを生み出すためにインプットを行うこと」「インプットしたものは自分の言葉で言語化し、アウトプットすること」「人と本と旅から学ぶこと」の3点が響いた。

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著者プロフィール

出口 治明(でぐち・はるあき):立命館アジア太平洋大学(APU)学長。ライフネット生命創業者。1948年、三重県生まれ。京都大学法学部卒。日本生命入社。ロンドン現地法人社長、国際業務部長などを経て2006年に退職。同年、ネットライフ企画(株)を設立し、代表取締役社長に就任。2008年4月、生命保険業免許取得に伴いライフネット生命株式会社に変更。2012年上場。2018年より現職。著書に『全世界史(上・下)』(新潮文庫)、『0から学ぶ「日本史」講義』シリーズ(文春文庫)、『歴史を活かす力』『日本の伸びしろ』(文春新書)、『哲学と宗教全史』(ダイヤモンド社)、『一気読み世界史』(日経BP)、『ぼくは古典を読み続ける』(光文社)等多数。

「2023年 『人類5000年史Ⅴ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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