一流の人の心の磨きかた: 乱されない、折れない、揺るがない (単行本)

著者 :
  • 三笠書房
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本棚登録 : 59
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837928669

作品紹介・あらすじ

周囲に惑わされることなく、自分を失わず、重圧に負けず、何事も恐れない強い心の持ち主は、何を考えているのか。
その判断力、対応力の源とは。

・「つまらない論争」で自分を下げてはいけない
・人を褒めるのは自分に自信がある証拠
・念には念を入れて礼を尽くす
・「かわいそう」には共感がない
・人間関係に貸し借りはなじまない
・チェックは情け容赦なく
・スピードを緩める価値

人が言ったり行動したりすることに対して好感を持ったり嬉しかったりと、ポジティブな感情を抱いたら、自分もその真似をしてみる。
その逆で、嫌な思いをしたり怒りを感じたりとネガティブな感情を抱いたら、そのような人の言動はしないようにと自分を戒める。
日々見たり聞いたり接したりする人々が、すべて学習の糧になるのだ。──山﨑武也

だから、好かれる。頼りになる──心を平らかに生きるための48のヒント。

感想・レビュー・書評

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  • とても大切なことが書かれていましたが、少し『自分が』幸せになるためというニュアンスを感じてしまいました。
    より社会や未来に繋げる表現のほうが説得力があると思いますし、どこか少し古い価値観のような…

  • <取り組む姿勢>
    何かをしようとする時、常に謙虚な心構えで学ぼうとする姿勢をとり続けることが大事。自分の先入観や過去の経験に基づいていたら、内容の広さや深みを見逃してしまう。また、単に一時的な視点からではなく、長期的な視点に基づいた判断をする癖をつける。知識と知恵と経験をもとにそのような先見の明が養われる。
    周りの人から良い所を吸収し、悪い所は反面教師にする。

    <教育>
    子供の教育に関しては、社交性を考慮して画一性を背景に置きながら(いじめを受けないため)独立性を育成する(自立するため)方向を確立する。

    <仕事の取り組み方>
    仕事に関しては、もっと難しいことをやらせてくれという積極的な姿勢がないと競争に負けてしまう。難しいことを面白いなという気持ちで挑戦する。

    <反感の対処法>
    反感する行為は感情が先走っているだけで、先々のことを良く考えていないから、反感はしない方がいい。やっつけようとは考えず、逃げる。

    <自分の欠点について>
    欠点や弱点が分かった時、立体的な人物像が浮かび上がってくる。自分は自分以上にも自分以下にもならない。ベストを尽くした上で、現実的な自分を受け入れる。欠点を隠していると、もやもや感が残り、目的に集中できなくなるため、成果が出ない。

  • 少し頭の中をリセットしてみたいと思っていたところで、本屋のなかで目にとまり、購入してみました。
    表紙の「乱されない、折れない、揺るがない」や「だから、好かれる。頼りになる。」に好感を持ち、惹かれたから購入したんです。

    感想。
    個人的な感想ですが、年輩の方からお説教を頂戴した気分です。断定的に、こうあるべし、と48テーマほど教えを頂戴しました。
    こういうのって、言ってくださるあなた様がどちら様で、どんな経験した人かを知らずに、その結果こちらが「是非とも説教お願いします」と思ってない状態で読んでしまうと、結構しんどかったです。
    著者紹介箇所の記載によれば、著者は1959年生まれ、2021年時点では62歳の、東大卒で、コンサル経験者ということです。タイトルから推測すると、一流の方なんだということでしょう。

    備忘録。
    ・人に親切にすることで、自分の心に余裕が生まれ、豊かさに包まれた自分が実現できます。

    ・自分の家庭一つ満足に運営できなければ組織の運営など出来るはずがない。必ずしも適切ではないが、一理あると、著者はお考えです。

    ・「解決をした」というのは、大抵終わりの始まりでしかなく、まだ終わりではない。本来の終わりに向かって努力を続けることに勇往邁進するのだ。

    ・結婚式のスピーチとかで、巧妙に自分の自慢を紛れ込ませる策士もいる。ちょっと興醒めする思いを感じる瞬間である。

    こういったありがたいお言葉を頂戴できる本でした。

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著者プロフィール

山﨑武也(やまさき・たけや)
広島県生まれ。一九五九年、東京大学法学部卒業。ビジネスコンサルタントとして国際関連業務に幅広く携わるかたわら、茶道など文化面でも活動を続ける。仕事術、仕事にまつわる人間関係などのビジネス書での著作が多い。
著書に、『★いい加減のすすめ』『★気くばりがうまい人のものの言い方』 『★好かれる人のちょっとした気の使い方』 『★なぜか感じのいい人が気をつけていること』 『★シンプルに考えるほど人間関係はうまくいく』 『一流の人の心の磨きかた』 『さりげなく「感じのいい」人』 『「気の使い方」がうまい人』 『ちょっとしたことで「かわいがられる」人』 『*「孤独」はつくって愉しむもの』 『*話ができる男、バカになれる男、男が惚れる男』(以上、三笠書房、★印《王様文庫》、*印《知的生きかた文庫》)、『一流の作法』『一流の気配り』(以上、PHP文庫)、『弁護士に依頼する前に読む本」』(日経BP社)など多数がある。

「2023年 『安気な老後は一日にしてならず』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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