一流の人の心の磨きかた: 乱されない、折れない、揺るがない (単行本)
- 三笠書房 (2021年8月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784837928669
作品紹介・あらすじ
周囲に惑わされることなく、自分を失わず、重圧に負けず、何事も恐れない強い心の持ち主は、何を考えているのか。
その判断力、対応力の源とは。
・「つまらない論争」で自分を下げてはいけない
・人を褒めるのは自分に自信がある証拠
・念には念を入れて礼を尽くす
・「かわいそう」には共感がない
・人間関係に貸し借りはなじまない
・チェックは情け容赦なく
・スピードを緩める価値
人が言ったり行動したりすることに対して好感を持ったり嬉しかったりと、ポジティブな感情を抱いたら、自分もその真似をしてみる。
その逆で、嫌な思いをしたり怒りを感じたりとネガティブな感情を抱いたら、そのような人の言動はしないようにと自分を戒める。
日々見たり聞いたり接したりする人々が、すべて学習の糧になるのだ。──山﨑武也
だから、好かれる。頼りになる──心を平らかに生きるための48のヒント。
感想・レビュー・書評
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とても大切なことが書かれていましたが、少し『自分が』幸せになるためというニュアンスを感じてしまいました。
より社会や未来に繋げる表現のほうが説得力があると思いますし、どこか少し古い価値観のような…詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
<取り組む姿勢>
何かをしようとする時、常に謙虚な心構えで学ぼうとする姿勢をとり続けることが大事。自分の先入観や過去の経験に基づいていたら、内容の広さや深みを見逃してしまう。また、単に一時的な視点からではなく、長期的な視点に基づいた判断をする癖をつける。知識と知恵と経験をもとにそのような先見の明が養われる。
周りの人から良い所を吸収し、悪い所は反面教師にする。
<教育>
子供の教育に関しては、社交性を考慮して画一性を背景に置きながら(いじめを受けないため)独立性を育成する(自立するため)方向を確立する。
<仕事の取り組み方>
仕事に関しては、もっと難しいことをやらせてくれという積極的な姿勢がないと競争に負けてしまう。難しいことを面白いなという気持ちで挑戦する。
<反感の対処法>
反感する行為は感情が先走っているだけで、先々のことを良く考えていないから、反感はしない方がいい。やっつけようとは考えず、逃げる。
<自分の欠点について>
欠点や弱点が分かった時、立体的な人物像が浮かび上がってくる。自分は自分以上にも自分以下にもならない。ベストを尽くした上で、現実的な自分を受け入れる。欠点を隠していると、もやもや感が残り、目的に集中できなくなるため、成果が出ない。