自分のための人生: 一日一日「自分を大事にして生きる」生活術 (単行本)

  • 三笠書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837957539

感想・レビュー・書評

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  • 今の自分に足りないものを与えてくれてます

  • あれ、、少し凹みそう?って時に、書店で目に留まって衝動買い。内容があまりにタイムリーで、力をもらいました。他人におもねることなく、過去や未来を思い悩むことなく、今を一所懸命に生きる。座右の書の1冊になりそうです。

  • 心にしみる本

  • 人生をもっと楽しく、良いものにしていくために、たいへん参考になる書でした。
    長い人生を良いものにするには、先ずは今を精一杯生きることが何よりも大事である事を学びました。
    過去を悔やんだり、現在の環境を恨んだり、未来を心配したりと多くの時間を費やしている自分の人生が如何に勿体ないか、知らされたように感じます。
    これを機に日常の考え方をこの書を度々振り返りつつ、変えていこうと思います。

  • 16/11/12読了。

    一番他人の賛同を得そうな人は、
    決して賛同を求めず、望まず、そんなことに心を奪われたりしない人なのだ。
    (しかも、この部分を抜粋した自分は『他人から賛同を得たいと思ってしまっている。。。)

    人間の一生で最も無益な感情が2つある。
    ・済んでしまったことに対する自責の念
    ・これから行うことに対する不安

    自責と不安は、
    人生において最大の時間とエネルギーの浪費!

    人は一瞬の意志の弱さのために一日中後悔する。
    自責の念にかられてクヨクヨ過ごすのは時間とエネルギーの無駄!

    そんな(無駄な)自責の念を覚える代わりに、その失敗から学び、いま現在をもっと有効に使うように努力せよ。

    不安に対するベストの抵抗手段は『行動』!
    →最近どこかで聞いたような…。(99%の会社はいらない。by堀江貴文)

    不安には、未来を変える力は全くない!

    安全な人生を送ろうとしていないか!?
    ・安全=挑戦しないこと。
    ・挑戦しない=成長しないこと。
    ・成長しない=すなわち『死』。
    (「植物」。成長しない植物は死んでいる。)

    何かをするのに(あるいは始めるのに)理由が必要だと思っていないか?
    →自分のやることに理由などいらない。
    =他人を愛するのに理由は必要ないだろう。

    もう二度と理由付けなどしなくていいと思ったら、何をするか?
    それこそが自らの最も欲すること。

    同類の人とずっと一緒にいるということ。
    =自分に自信が持てない。
    未知の領域で自分を信じることができない。


    「ベストを尽くせ症候群」になっていないか?
    →完全性は人間の特性ではない。

    間違っても、
    こどもに「ベストを尽くせ」などと強制してはならない。
    すなわち、心を麻痺させたり怒りを植え付けることになる。

    こどもは「自分の失敗」と「自分の価値」を同一視するような発言を鵜呑みにしてしまう。
    →間違っても、失敗を非難してはならない。

    失敗を恐れる気持ち
    =(多くの場合)他人の反対や嘲笑に対する恐れ

    だとしたら、
    他人には他人の考えがあって結構。
    自分とは関係ない、と考える。

    自分の行動を「他人の言葉」ではなく「自分自身の言葉」で評価しよう。

    自分の能力は他との優劣で決まるのではなく、ただ他人と違うというだけ。


    自分をコントロールする拠点は、
    外部(他人や周囲の出来事等)あるのではなく、自分の内部にある(自身の考え方次第)ということを知ろう。

    どんな気持ちを味わっても、その責任は自分自身にあるということを。

    どんな嫌なことがあっても、そのことを考え続けるか、別のことを考えて気持ちを切り替えるかは、自分次第なのだ。

    「なすべきこと」に囚われていないか。
    「なすべきこと」が上手くいかないからといって自分を責め、心に緊張と破綻をきたしてないか。

    「なすべきこと」は他人の中にある。
    他人の期待の中で生きるのはもうやめよう。
    そもそも間違っている期待(他人は私のことを知らないのだから)に応える必要はない。


    言葉よりも行動の方が、その人の人となりをよく表す。

    「退屈」は「無能」の証。
    →退屈するということは、すなわち「いまこの時」を自分なりに豊かに過ごす能力が欠けているということ。

    ベッドに入る瞬間まで「自分は疲れていない」と考えよう。
    退屈、先延ばし、逃避などの口実として疲れや病気を理由にしてはいけない。


    「愉快なことを理解できない人間に、世の中の深刻な事柄がわかるはずがない。これが私の信条である。」
    by ウィンストン・チャーチル

    腹を立てそうになったら愛する人の手を握ろう。
    愛する人の手を握ることも怒りを和らげる一つの方法。

    「自分が正しいと信じていることの、
    半分は他人の反対にあい、残りの半分は時流の反対にあう」と念頭に置いておくべし。



    「ありのままの自分を受け入れる」人は、
    ただ懸命に人生を生きていればよい、と考える。

    彼らはいつも生徒であって先生ではない。
    いくら学んでも学び足りないので、知識をひけらかすことがない。

    どんな人、どんな物、どんな事に出会っても、
    もっと知識を吸収するいいチャンスだと考える。

    失敗してもそれによって自分の価値を損なうことはないと知っている。

    他人やものごとに腹を立て思考停止に陥ることがない。

    他人に期待しないから、裏切られたといって腹を立てることもない。

    とにかく自分が何かできるのは「今」だけだということを知っている。

    あらゆる人間関係において「依存」より「自立」が大切であると信じている。

    他人に期待されて自分を縛らないようにする。

    外部の評価には関心がない。
    すべての人間に好かれる必要はないと思っているし、認められようとも思わない。

    そして、自分が常に誰かしらの不評を買うことも心得ている。


    誰もが自分の意思で選択して行動すればよい。
    誰かが許可を出したり、誰かの言動に従う必要はない。

    私たちは、
    殉教者ではない。
    批評家でもない。
    傍観者でもない。
    行動する人なのだ。



    充実した人生を送っている人は病気とは縁遠い。

    風邪や頭痛で何もできなくなるとは思わない。
    病気を治す力が自分にはあると信じている。

    充実した人生を送りたいから、自分の健康に気をつける。

    成長したいという願望に背中を押されて行動する。



    幸福を追求することをやめたら、
    「日常生活のすべてが幸福を含んでいる」ことに気付いた。

    「今」という瞬間を最高に充実させることにより幸福の傍観者ではなく、幸福な人間になる。

    あなたにその気さえあれば、直ちにその道を選ぶことはできる。

  • 過去の行動にくよくよしたり未来の不安を悩んだりするのではなく今を全力で生きる

  • 非常にわかりやすくそれでいて深いメッセージ。

    難しいことは一切言わないのでさらりと読める内容だけど繰り返し読む度にどんどん深みが出そうな本です。

    良書です。

  • ・不安には、未来を変える力はまったくない。不安を拭い去るもっとも強力な武器は、自分の人生において、前に進もうというみずからの決意なのである。

    ・あえてレールから飛び出してみる。自分とは違うタイプの人に多く会えば会うほど、今まで自分がどれほど損をしていたかよくわかるだろう。

    ・ものごと(環境、状況、できごと、世間)というのは、おのずからよくなるなどということは決してないのである。人生の問題が以前よりうまくいくようになるとしたら、それはあなたがそうしようとして積極的に行動を起こしたからにほかならない。

    ・心にわだかまりのない人は、常に現在という時間を、精一杯味わうようにしている。とにかく自分が何かできるのは、今だけだということを知っているのだ。

    ・心にわだかまりのない人たちは、今ここにない幸福を追い求めたりはしない。今、生きていることがすなわち、彼らにとっての幸福なのだから。

  • 前半は、周囲の意見や評価を気にしすぎて、自己肯定ができにくい人向け。
    その一例が、自分はこういう人間だとレッテルを貼っているというもの。そのレッテルに合わせて自分をコントロールしてしまっているだけなのに。

    中盤は、そういう自分を打破するためには、将来のことばかりを考えるのではなく、今を最大限生きろと説く。
    正しいか正しくないかはわからないのだから、べき論にしばられず、自分がこれと思ったことに飛び込んでみる。
    その上で、うまくいかなかったとき、他責にせず、自分自身を顧みて、どうしたらよかったのかを振り返ることが大切。

    怒りのスイッチの切るには、自分の考え方のプロセスを自覚する。

    充実した人生を送っている人は、いつも生徒であって先生ではない。

    これらの考えは、納得しやすいが行動に落とし込むことが本当に難しい。

  • 霜降、秋が一段と深まる季節、朝の読者です。

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