読んで歩く「とっておき」京都 (王様文庫)

著者 : 高橋マキ

• 三笠書房 (2011年10月28日発売)

感想・レビュー・書評

[springleafさんの感想 · 2017年6月17日]

京都に住んで、これを読んでみると、散歩コースとして秀逸なのがよく分かる。そして和のお菓子が好きな自分としては、飲み屋じゃなくて、お散歩休憩場所として気になる甘味処がチェック出来るように掲載されているのが嬉しい。
この通りじゃなくても、ぶらぶら歩くだけでも楽しいもんな、京都。
これも参考にぶらぶら時間を充実させたい。
観光じゃなくて散歩に来る人向き。後、京都での生活を脳内妄想するにはうってつけ。

[sobakasuさんの感想 · 2012年1月7日]

4つ年下で京都生まれの著者。
だからそこそこいい線いってるんじゃないですか？
地モティーが書いた京都案内としては。

自然な語り口調と的確な穴場紹介がされてます。
上田のコンパラスクを知ってる所が本物だね。

何処に住んでいるんだ。

[sheena3さんの感想 · 2011年10月30日]

『　「とっておき」京都』は自分だけの「とっておき京都」を作るための参考書です。京都に住んでいるからできる本です。この本は「読むだけで歩いた気分になれる」ように書いてあるので、ちょっとみためにはあれれと思うようなコースがあったり、店舗の営業時間の情報がないなど残念なところもあります。
　大文字山と吉田山を登るなんて結構ハードな秋のお散歩コースの最後に真如堂のお堂の裏の山茱萸の赤い実が出てきたりしてなごみます。でも、ぎおん小森、祇園小石、甘味処ぎおん楽楽のハシゴはできかねます（キッパリ）。
　地図を見ていて難しいかなと思ったのは「河原町丸太町上ル」です。モリカゲシャツ→かもがわカフェ→STOCK ROOM→トリバザール→草星→ボンボランテ
　かもカフェは河原町通から1本東の西三本木通 にあるのですが、地図からは読みとりにくい。モリカゲシャツからかもカフェに行くルートが悩ましい。丸太町通に戻って、トリバザール経由からって選択しもあるけど、器屋の草星見て河原町を上がっていくのも楽しい。あくまでひとつの目安だといっていますが、できれば時間の目安もあればいいなと思います。
　京都本は作成者がプロかアマチュアなのかの違いと出版社が関西かそれ以外かの組み合わせに注意する必要があります。p12の祇園をどり（祇園甲部歌舞練場1～10日）は祇園会館の間違いに気づかないのは残念です。