執事のダンドリ手帳: 世界のVIPを満足させる「気くばり」と「手際」の理由 (王様文庫 A 92-1)
- 三笠書房 (2016年10月31日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
- / ISBN・EAN: 9784837968030
作品紹介・あらすじ
執事はなぜ、そつなく手際のよい仕事ができるのか――
その答えは「ダンドリ」にあった。
あなたの身の周りのすべてを、もっと楽しくスムーズに。
■あらゆる仕事を「まとめる」ことで一気に片づける
■「先」を読まずして、動くことはありえない
■難題も「分割」していくことで、実現可能に
■「質」か「効率」か、その見極め
■1日の3割は「突然の仕事」のために空けておく
■「気くばり」は、相手の言動を覚えていてこそできる
■よく稼ぐ人ほど、力の“抜きどころ”を知っている
■「膨大な書類」の整理法は、こんなにシンプルにできる
■期待を上回るには、時に“裏をかく”ことも
・・・・・・「最高のパフォーマンス」と「大失態」は、
ほんのわずかなところで決まる!
感想・レビュー・書評
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帯の「カルピスウォーター500本、用意できる?2時間以内に。」が気になって購入。
大富豪に対する執事の気遣いなんて、きっと会社員のそれとレベルが違うと思うんだけど、それを一般人向けに分かりやすく書いてくれていて、とても実用的。
以下個人的に気に入った部分。
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だいたい70%とか80%とか、「このくらいなら合格」という最低基準に達していれば少なくとも相手にとっては「完璧な仕事」になるのです。
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どれだけ急なトラブルや予想外の出来事が起こっても、冷静に考えてみればやり方はいくらでもあります。
私はそのような場面では「張り切るよりも割り切る」ことがダンドリをする上で重要なスタンスだと思っております。
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トラブルなく進行している時にも「途中点検」を怠らない
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もし1通返さなければならないメールがあるのなら、後々返信すべきその他のメールもあと回しにせず、すべて返信しきってしまう。これが1つのダンドリです
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(部下の教育では)1を聞いて0.5くらいできるようになるのが普通です
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単行本になっていたので購入。読みやすかったです。自己啓発本のような、ハウトゥー本なような…。優しい語り口なのでするっと入ってくるような感覚でした。
既に今の自分でも出来ていることがあり嬉しくなり、他のこともやってみようと思えました。最終章の家事のダンドリは男性女性関係なく参考にできる&今すぐできるいい内容だと思います。
執事の登録をされている方って、どんなかんじなのかなあ。
2016.11.14