- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784837979593
感想・レビュー・書評
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いわゆる禅語の紹介集なのだが、しばしば、「あれ?この言葉の意味ってそういうことなの?」と首を傾げたくなるものが多い。
たとえば、「喝」の説明では、「臨済は、腹の底から、「喝」と大声で叫んだ。そして、自分の中に巣食っている抱えきれない人生の悩みを吹っ飛ばした。」となっていて、まるで臨済が悩み多きがゆえに喝を多用したことになっている。さすがにこれは、筆者の独自解釈だろう。
このように、筆者の言いたいことにこじつけているところが随所に見られる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
すでに馴染みのある言葉から、初耳の言葉まで短くまとめてくださってるのでとっても読みやすくありがたい本でした。一節は短いのですが、含むところがたくさんあるので一文を読むたびに遠い目をしてたかと思います。
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この本は、私の為に書いてくれたの?というくらい、すべての禅語が心に染み入ります。
毎日、悩み、苦しみ、妬み、怒り、が渦巻く自分ですが、この本を一日一禅という感じでひとつひとつ読み解くと、本当に心がスーッと晴れていくのです。
目次だけでもコピーして、いつも手元においておきたい、珠玉の作品です。 -
【禅語】 この短い言葉に込められた【のびのびと生きる」ための黄金律。
いつでも「何とかなる」と思う。(涅槃妙心ねはんみょうしん)
ゆるめすぎず、張り切り過ぎず(白雲片々はくうんへんぺん)
丸裸で生きる(本来無一物ほんらいむいちもつ)
捨ててしまえ!(放下着ほうげじゃく)
「当たり前のこと」こそありがたい(眼横鼻直)
読みどころは、
「自分はすごい」と気づく。
こだわりを捨てる。
あせらない。
八方美人にならない。
「変わらない」ことが尊い。
いい結果も悪い結果も等しく受け入れる。 -
■禅語
1.常楽我浄:どうしても気の合わない人がいた。もし、気の合わない人が向こうからニッコリ笑って、優しく話しかけてくれたらどうだろう。それだけであっさり敵意がなくなる。
2.導環:うまくいくことだけを期待し、先が読める時だけが人生だと思うのは、禅の考え方からすると、全くの間違いだ。 -
自分の心をイキイキとさせてくれる禅語。
多くのことを学べる。