初対面の1分間で相手をその気にさせる技術 (知的生きかた文庫 あ 29-5)
- 三笠書房 (2013年7月22日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
- / ISBN・EAN: 9784837982050
作品紹介・あらすじ
普通の営業マンを次々と「ダントツ営業マン」に生まれ変わらせ、大手企業研修リピート率98%を誇る「トップ営業育成のプロ」が伝授。初対面を制して一挙にクロージングまで持ち込む法!
*一度も門前払いされたことのない“飛び込み営業の女王”の秘密
*「この人とは会っておかないとマズイな」と相手に思わせる実践的なテレアポ術
*お客様との厚い信頼関係の築き方
*初回からクロージングをかける魔法の質問話法
……
すぐに役に立って、すぐに結果が出る実践的ノウハウ満載!
きっと2時間後、何かが変わります!
感想・レビュー・書評
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学ぶことが多かった。
営業に対して間違った思い込みを抱いており、それが覆された。
実際にこの本に書いてあることが通用するかは分からないが、筋は通っていることばかりなので、実践しながら確かめて行きたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
新規開拓営業を想定の中心に置きながら、アポイント率アップ、商談成約率を上げるクロージングのコツ等、自身の体験を基に平易に書き下ろしたもの。自身の苦労の末に辿り着いた具体的でシンプルなノウハウは再現性も高そうで、役に立ちそう。
以下、参考になった点、引用、自己解釈含む。
・飛び込み営業の「情報集め」に集中せよ。
・受付に「この人はちょっと違う」と思わせるかが大事。姿勢、視線、歩き方、声質、表現内容、全てに意識を。
・滑舌の練習をしなさい。印象が大きく変わる。
・ありがとうございますで切り返す
・失礼があってはいけないのでと添える
・直通の電話はありますか
・七色の声を磨け。自分の声を録音して聞いてみる。声のトーン、話す速度、声の大きさ、声の高さを、少しずつ変えながら、どの組み合わせがもっとも刺さりやすいかを研究。もう一度録音して、最初の声との違いを確認。
・成功事例を紹介したい。いきなり商品では無く、情報を持ってることからスタート。商品の紹介から始めると、物売りとして警戒ハードルが上がる。
・12分だけ時間を下さい。初回は、時間を短くする。その際にも、15分とか30分とか区切りの良い時間ではなく、敢えて中途半端な時間にすることで、印象の残り方が変わる。
・実際に会ってもらえたら、本当に12分でさっさと引き上げる。これでインパクトが付いて、その次の商談に繋がりやすくなる。
・アポは未来で取る。今日の電話で今日会うはNG。自分が暇な営業とアピールしているようなもの。自分を安売りしては駄目。
・忙しい、間に合ってると断られたら、1度だけチャンスをと粘る。多くの営業は、忙しい間に合ってるで諦めてしまう可能性が高いだけに、その一押しが出来るだけで、一歩先にいける。
・この件につては、どなたと相談されるかを聞く。キーマンを探る質問。
・予定していた商談都合が悪くなった場合は、予定の商談日よりも「前」で再設定をする。前に倒した方が、重要視されている、会いたいというメッセージになりやすい。
・美しい立ち姿、挨拶。誰もできてない。だからこそ突き抜けて徹底すれば、大きな差となる。
・質問には質問で返すのも有効。いつまでにできますか?→いつまでにお持ちしたらよいですか?。もう少し安くできませんか?→ご予算はどの程度ですか?
・話を聞いてない風の時には、突然「●●の件、どう思われますか?」とオープンクエッションを繰り出す。この人は質問を投げてくる人だという刷り込みが、集中させるコツ。
・セルフイメージを絶対に下げない。背伸びをしてれば、背は伸びる。
・つるみの法則。人は馴れ合いの環境が楽だったりするが、そういった環境では成長できない。安易な場所に身をおかない、基準を上げる。
・願望達成のかきくけこ(紙に書く、希望を持って期待する、口に出す、継続する、行動する)
・熱意としつこいは紙一重。もう一歩だけ、踏み出す勇気。