時代を創った怪物たち: 古今東西の偉人・賢人・人たらし・・・への手紙 (知的生きかた文庫)

著者 :
  • 三笠書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (424ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837988250

作品紹介・あらすじ

◆カリスマ編集長から、100人の“怪物”に宛てた異色のラブレター!
偉大な功績を遺した傑人たちは、
いずれもその心に“善人と悪人”を宿す怪物であった。
そしてその“怪物性”はすべての人間の中にあるのだ――

チャーチル…持ち前の強運で英軍を死地から救った
吉田 茂…そのユーモアには、戦後日本の矜持が宿る
ナポレオン…ペスト患者の頬にもキスをした、人たらしの天才
アル・カポネ…庶民の味方で子どもに夢を与えたギャング王
藤田嗣治…モンパルナスのお調子者でロマンティックな愚か者
シャネル…皆殺しの天使が仕掛けたファッション革命
カエサル…知性と品性で女性を魅了し、神にまで愛された
田中角栄…たった5億円の賄賂なんて憶えていない・・・他

◆塩野七生氏推薦!
「われらがシマジは、人間の運が、いつどこで変わるかを見極める、確かな眼を持っている――」

感想・レビュー・書評

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  •  いやぁ、これほど多くの偉人たちを簡潔に纏めた文章はない。それもまじめ腐った表面ではなく人間らしいところに着目しているので、新たな発見が多い。良本である。

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著者プロフィール

島地勝彦(しまじ・かつひこ)
1941年、東京・奥沢に生まれる。4歳で岩手県一関市に疎開し、一関第一高等学校を卒業。青山学院大学卒業後、集英社に入社。「週刊プレイボーイ」編集部に配属され、1983年に同誌編集長に就任、100万部雑誌に育て上げる。その後「PLAYBOY 日本版」「Bart」の編集長を歴任し、取締役を経て、集英社インターナショナルの代表取締役に。2008年に退任後、エッセイスト&バーマンに転向する。シングルモルトをこよなく愛し、現在、西麻布にて「サロン・ド・シマジ」を経営、毎日バーカウンターに立つ。
著書に『甘い生活』『知る悲しみ』『アカの他人の七光り』(いずれも講談社)『salon de SHIMAJI バーカウンターは人生の勉強机である』(CCCメディアハウス)など、多数がある。

「2023年 『時代を創った怪物たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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