ミソジの京都―知る・買う・食べる・暮らす

著者 :
  • 光村推古書院
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (111ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784838104154

感想・レビュー・書評

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  • 三十路を迎えたところで、タイトルにピンときて手に取った。
    エッセイらしくさらさらと読めて面白い。
    表面的な部分を見るようなものではなく、京都の暮らしに沿った事柄が書かれているので、観光とは違った、京都の暮らしの中に溶け込むような錯覚を起こす内容のように思う。

  • 京都とスノッブ趣味は相性がいい。店のチョイスによって自分の見立ての確かさをアピールするという図式が透けて見える。「選択」しているだけではないですか。「京都のことは高橋マキに聞け」と言われるらしい。京都の嫌な部分を濃縮すればこうなるという見本。

  • まさにカワイイ旅行を卒業した、ミソジの女性向けの京都案内本。
    単発の習い事や京都の人こそが知る内容が書かれていて、面白かった。

    ちょうど朱印に興味が出たところに、この本でも内容が触れられていたので、まさに自分にぴったりの本でした。。。

  • ミソジ=京都適齢期。
    確かに、修学旅行では全く興味のなかった京都に
    改めてはまりだし、通い始めるお年頃。

    そんなミソジ京都愛好家は、平平凡凡なガイドブックでは物足りない。「暮らすように旅したいのよ!」と意気揚々。
    そんなターゲット層にモロに響くような「ほんまもんの」京都暮らしをつづったエッセイ。

    徹頭徹尾「京都好きなミソジ女子が理想として描く京都暮らし」をわかったうえでその期待にこたえている。
    いつか京都に住みたいな~とぼんやりと妄想している女子の心をくすぐる作品だと思います。

  • 「ミソジとはなんと宙ぶらりんで不自由なお年頃」という著者が「かわいい京都」ではものたりなく「ほんまもんの京都」には躊躇してしまうひとのためのガイドを書いてくれました。友人達のリクエストに答えているうちにまとまったものだと思います。玉村豊男氏の『パリ 旅の雑学ノート』を名著といえるだけの取材力があると思いました。

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