箱中天: 箱の中の小宇宙

著者 : 高橋善丸

• 光村推古書院 (2018年3月9日発売)

作品紹介・あらすじ

大名が花見をする時の弁当箱に始まり、化粧道具箱や算盤付の硯箱、携帯型の蓄音機、手提げ煙草盆にステレオビュアー、紙製フィルム映写機などなど、ユニークなアンティークの箱をオールカラー写真でご紹介。
弁当・化粧・墨硯・文具・娯楽・光学・科学・医薬の全8章で、高級品ではなく、日用品として使用されたそれぞれの分野に纏わるアンティーク箱を100点収録しています。
どれも小さな箱ながら様々な仕掛けが施され、様々な道具が綺麗に収まるように考え抜かれており、職人たちの拘りから生まれるアイデアは無限大。
さながら、箱の中に広がる小宇宙ともいえる、先人たちの技術の粋をご覧ください。

著者プロフィール

株式会社広告丸を主宰するグラフィック・デザイナー。大阪芸術大学デザイン学科長・教授。日本タイポグラフィー協会理事長、JAGDA、東京TDC、ニューヨークTDC各会員。

「2021年 『ここちいい本 ブックデザインの制作手法』 で使われていた紹介文から引用しています。」